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注文したどー!

いよいよこの日が来た。

Advanced Corporate Financeの期末試験には、何と15時間を要した。トンデモナイ試験だった。
だが、2年間のMBAの締めくくりに相応しい手ごたえであった。

あと一つ小さな試験が残っているけど、ほぼMBAプログラムを修了した。ということで、いよいよ、ご褒美タイムだ。

実は、奥さんが、最後の最後までiPad購入に難色を示していた。しかし、神風が吹いた。何とこの4月から給料が毎月300ドルほどアップしていたことが判明。全く仕事していないのに定期昇給してくれるなんて、年功序列システム最高!自分の派遣元企業のお人よしさを少し心配しつつも、仕事ゼロでの昇給300ドル×2ヶ月で、600ドルを拾ったようなもんだ。

あぶく銭の600ドルを手に入れたことから、もはやiPadはタダで手に入るようなものという主張に奥さん陥落。いそいそとアップルストアに向かう。

まずは、展示してあるiPadで30分ほど遊ぶ。基本的な使い方を確認。一旦、買うという気持ちを固めると、重さは全く気にならない。この程度の重さで文句をいうヤツは一生買う資格なし。僕はたとえ30キロでも買うさ。

自分の中で最高のムードが高まったところで、奥さんに最終確認をする。「Yuzukenzo二等兵、いよいよ突撃したいと思うであります。」 奥さん、「ラジャ!」

側にいた一番フレンドリーそうな店員を颯爽と呼び止めた。「へい、iPadプリーズ!」 すると、店員は顔を横に振りながら、「Sold out」。オーマイゴッド。。。仕方なく、Best Buyに行ってみるも、やはり売り切れ。すごい人気なんだな。

ということで、最終手段、Appleのオンラインストアで、ビシビシっと注文しておいた。
5~7営業日で届くらしい。待ちきれん。楽しみ。

# by yuzukenzo | 2010-04-27 06:24 | NYライフ  

過剰サービス

日系美容院に行ったのにもかかわらず、フィリピン人に髪を切られるという体験をしてから早2ヵ月。また髪が少し伸びてきた。

ということで、また同じ日系美容院に行った。たぶんこれがアメリカで髪を切る最後の機会だろうな。今回は電話で予約した際に「日本人ぷりーず」と念を押しておいた。その結果、今日は、無事に日本人の理容師さんが僕の担当となった。日本から来て1年3ヶ月ほどというお姉さん。

「どう致しましょうか」と聞かれた。僕はいつもの通り答えた。「適当に全体をカットして、3ヶ月切らなくてもよいくらいにしてください。」 そして、そのままいつもの通り、瞑想に入ろうとすると、そのお姉さんがちょっと困った様子。僕のオーダーが曖昧過ぎたようだ。物分りの悪い人だな。仕方ないので、もう少し細かく希望を伝えた。「刈り上げにはしないでください。あとは、適当でいいです。」

しかし、お姉さんはさらに困った様子。だが、僕も困った、これ以上細かく伝えようがない。するとお姉さんは何やらナヨナヨした雑誌を持ってきた。「どれのイメージですか?」 雑誌に写っているモデルを指差している。しかし、どれもこれもない。その写真に写っている男達は、ジャニーズ風というか、僕からすると、もはや半分女になりかかっているゲイみたいな感じの20歳前後の子供たちばかりなのだ。顔が違いすぎる。

僕は聞いた。「選ばんといかんですか?」 「はい、お願いします。」 ということで、屈辱的な気持ちにまみれながら、その中から、もっとも髪が短いヤツが写っている写真を指差した。

ようやく散髪が始まった。ありとあらゆる角度から、様々なハサミを駆使して、僕の髪を切るお姉さん。普段の二倍近い時間がかかり、ようやく完成。

そして、出来上がりは、、、、、やっぱり、ほぼいつも通りであった。あえて違いを探すならば、襟足の髪が若干長いことくらいか。。。 日本に帰ったら、「3か月分」が通じるところを探さなくては。

# by yuzukenzo | 2010-04-26 05:55 | NYライフ  

Final Final Paper

授業はすべて終了したのだが、Examが二つの残っている。
Examと言っても、Take Homeなので、限りなくレポートに近い。最後のExamの一つは、Advanced Corporate Financeのケース分析。Time Warner - AOLの合併とスピンオフが対象だ。

最後の授業で、教授は「この試験の負荷は大きいと思いますが、コロンビアでの2年間の集大成だと思って、取り組んで欲しい」と言っていた。確かにその言葉に相応しく、大変骨がある試験だ。

この授業で、ファイナンスの分析とは、企業・産業のダイナミクスの分析から始まり、そしてそれを踏まえディールのロジック・エコノミクスの理解し、最後の最後にそれをベースとして、ストラクチャーの構築と数字面の裏づけというプロセスを踏む必要があることを学んだ。すごく当たり前のようだが、実は実践するのは容易ではない。

どうしても実際のファイナンスの現場では、時間の制約と金儲けというBiasが働くため、この本質を学ぶことは難しい。でも、今から振り返ると、これを実践できていた人が、結局は活躍していたように思う。

自分もこの学びを肝に銘じ、さらに、しっかりと身につけるために、最後の確認・習得プロセスとして、この試験にはじっくりと取り組んでいる。単なる試験ではなく、コロンビアの卒業試験、そして、さらには仕事の予行練習だと思って頑張っているのだ。

そして、これをやり終えたら、、、、そのご褒美に、iPadを買っちゃおうかなあと考えているのだ。

# by yuzukenzo | 2010-04-25 06:52 | 勉強  

ラストパーティ

今日は日本人の同級生を招いてのラストパーティ。

我が校の同級生には日本人が5人しかいないのだ。

でも、その分密度の濃いお付き合いが出来たかな。

思い出話に花が咲いた。

同級生みんなに感謝だ。

僕はすごく嬉しく、そして寂しくなった。

一期一会。人生とはそんなもんだ。

でも、この仲間とは人生の付き合いをできたらいいな。

# by yuzukenzo | 2010-04-24 12:41 | コロンビアビジネススクール  

リハビリ生活 - 精神面

僕の場合、学生に戻った最大のメリットは、ずばり、「嫌な人に会う必要がないこと」である。

仕事をしていると、上司・同僚・顧客と接する必要がある。そして、その中には嫌な人・理不尽な人・意地悪な人もたくさんいる。でも、仕事だから逃げることはできない。そして、僕の場合、仕事のストレスの8割くらいは、そういう人々との接触であったように思う。

留学後、仲の良い友達とだけ接し、心地よい話題に終始する生活を送り続けてきた。そして、嫌な人とは接しないようにしてきた。その結果、ストレスは解消したが、最近になり、たまに自分の好みに合わない人と話をする必要があると、その際に感じるストレスレベルは昔以上であり、そして、子供っぽくムキになってしまったり、必要以上に精神的ダメージを受けていることに気がつく。

ということで、社会復帰に向けて、精神的にタフというか鈍感にならなければならない。

残り一ヶ月の期間は、入学時以上に社交の場には顔を出す。そして、嫌な人とも向き合う。そう決めた。

# by yuzukenzo | 2010-04-22 00:08 | コロンビアビジネススクール