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Marketing Strategy

前にも書いたかもしれないが、僕はすぐにへこたれる傾向がある。
しかし、今日から始まったMarketing Strategyのクラス後、僕は渡米後で最大級に落ち込んだ。

昨日もちょっと書いたが、この教授は凄く厳しく有名だ。生徒に対し、授業に臨むにあたって、完璧に準備した上で参加することを要求している。また、授業への遅刻は厳禁、授業中にトイレに行くのも厳禁、授業中は携帯・ブラックベリー等の電源を切るのも当然。このように書くと、何を当たり前のことを言っているのだと感じる方も多いと思うが、いくらビジネススクールとは言え、やはり学校なので、実際のビジネスワールドと比べると雰囲気はやや弛んでいる。しかし、この教授は、一切の妥協を許さず、仮に上記のルールを違反した場合には、1回目はグレード(成績)を一段階落とし、2回目は単位を与えないと言う。

ただ、僕がへこたれたのは、こんなルールに関してではない。勤勉日本人の典型的なタイプである僕は、授業に遅刻をしたことは一度も無いし、授業中にトイレに行ったこともない。授業中にブラックベリーをチェックすることはたまにあるけど、別に1時間半ガマンできないわけではない。毎回授業の準備も、クラスの誰よりも一生懸命やっていると思う。

じゃあ、何故へこたれたのか。端的に言えば、教授が話すスピードが速すぎて何を言っているのか分からない+コールドコールが物凄く多いこと、に尽きる。コールドコールと言うのは、要するに教授が特定の生徒を事前の予告無しで名指しであてること。通常は、教授が、例えば「さて、この企業の製品はどこがすぐれているのか、分かる人?」ってな感じで、クラスに呼びかけて、それに対し、手を上げた人だけが指される。前学期で履修していたStrategy Formulationもクラスディスカッションが多かったが、コールドコールはなく、分からなければ黙っていれば良かった。しかし、この教授はその甘えを許さない。手を上げている人が居ても、「さーて、今日発言していない奴は誰かなー」と言いながら、万遍無くあてようとするのだ。しかも、授業が物凄くスピーディーに進行するので、クラス60人の内、おそらく8割くらいの人があてられていたと思う。

僕は授業開始3分後くらいから、何が議論されているかさっぱり分からずに最初は呆然とし、そして教授が皆をあてまくるのを見て、自分があてられたら確実に死ぬ、、、と思い、心臓がバクバクし、胃がキュッと小さくなっているのを感じていた。本日は奇跡的にあてられずに90分が経過した。。。6時間くらいに感じた。おそらく、本日の授業で僕は20キロマラソンをしたのと同じくらい、体力と精神力を削った気がする。

今回も事前にかなり予習をして授業に臨んだが、この有様であった。何て言ったって、英語が早くて何を言っているのか分からないんだから、手の打ちようがない。

次の授業は来週月曜日だ。もし、来週の月曜日以降にブログの更新が止まったら、日本に逃げ帰ったか、授業中に殉職したかのいずれかだと思ってください。労災おりないだろうな。。。

by yuzukenzo | 2008-10-23 06:24 | 勉強  

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