人気ブログランキング | 話題のタグを見る

インド人との悪夢2

昨日は夕方5時から、インド人企画のドイツ風ビアガーデンパーティが開催された。
彼とは先々週にも一緒に飲みに行き、何と明け方4時まで付き合わされるという大変な目にあったのだ。
今日は同じ轍は踏まないと固く心に誓って参加した。

最初は10人弱の同級生が来ていただろうか。ただ、大半の友人たちはビールを1~2杯飲むと帰っていった。まだ試験中の人も居たみたいだ。7時頃にはインド人×2、イギリス人、僕の4人のみの陣容となっていた。
ここでは食事を取らずに、ひたすらビールを飲んでいたので、ディナーを取りに場所を変えようという話になった。ここのビールは一杯500mlの特大サイズ。それを4杯ずつ飲んでいたので、すでに各自2リットルずつのビールを飲んでいたことになる。かなりスゴイ量だ。

2件目はアメリカンBBQ。ポークリブとかバッファローチキンとかのお店。ビールだけでも既に相当なカロリー消費だったと思うが、ここでも思いっきり脂っこい食事を取りつつ、各自ビールを2本ずつ飲む。普通の瓶だったので、2本で750mlくらいか。この店を出た時点で夜8時半。インド人2号が、今日は朝から体調が悪かったと言って帰宅して行った。体調悪いヤツが既に3リットル近い量のビールを飲んでいたのか。

残った企画者のインド人が言う。「Yuzukenzo、今日は前回みたいなこと(朝4時帰り)は止めよう。でも、まだ早いからもう一杯だけ良いだろ?」 前回も同じようなセリフを聞いた記憶があるが、まだ夜8時半。
笑顔でOKと言いつつ、少し警戒し始める。

次は日系居酒屋。僕はピッチを落とし、ウーロン杯に切り替えたところ、インド人の友人も付き合って同じものを頼む。しかし、一口飲むとアルコールが薄いと言って文句を言う。その横でイギリス人は日本酒をガンガン飲む。この人たち、どんだけ酒飲みなんだよ。。。
面白いものが食べたいというので、アン肝を頼んで食わせると大好評であった。大好評すぎて焼酎ロックをガンガン飲み始めるインド人。そして僕のウーロン杯の注文を阻止するという横暴に出てきた。僕も半ば強制的に焼酎ロックを飲まされる。

店を出たのは夜12時。僕が言った。「もう遅いし、そろそろ帰り時だね。」 
インド人が言う。「そうだね、前回の失敗もあるし、今日は帰ろう。あと一杯だけで絶対に帰ろう。」 
えっ?あと一杯??マジですか。。。まだ行くんですか。

次の店に向かう道すがら、インド人の奥さんから彼に電話がかかってきた。どうやら、遅くまで飲み歩いていることを怒られているようだ。ちょっと気になるのは、彼の言い訳の中に僕の名前が連発していることだ。電話を切ってインド人は言う。「Yuzukenzo、お前は我が家でかなり悪名高いぞ、はっはっは。」 奥さんへの言い訳では、僕が無理矢理連れまわしているストーリーになっていたような気がする。

そして、中東っぽい雰囲気のバーに行く。サッと切り上げるつもりだったが、イギリス人の世界カルチャー話が面白く、思わず長居してしまう。このイギリス人は、ビジネススクールに来る前に、香港、ロンドン、ドイツ(都市は忘れた)、メルボルン(オーストラリア)、アテネ、パリ、東京に住んだことがあるのだ。彼が東京をベタ褒めしてきて、思わず嬉しくなる。ちなみに、彼は英語と中国語を話し、彼の奥さんは、ギリシャ語・英語・ドイツ語がネイティブレベル、フランス語とイタリア語が問題なく話せるレベル、そして、スペイン語を勉強中と言っていた。この夫婦が揃えば、日本人を除く、ほぼ世界中の人と話ができるのではないか。

バーを出たのが夜中2時。イギリス人が明日は朝からクレイ・シューティングに行くと言って帰って言った。
結局、インド人と僕の二人が最後に残された。インド人がイタズラっぽく言った。「やっぱりこうなっちゃったな。こうなったら、前回と同じコースだな。」 
あああ、こいつ絶対に確信犯だったんだ。僕は少し粘ってみた。「いやあ、行きたいんだけど、明日は朝8時に起きて娘を学校に連れていく当番なんだ。」 インド人は言う。「お互い大変だなあ。俺も試験が二つ残っているよ。だから、あと一杯だけにしよう。」 そういいながら、ベルギービールのバーへと突入していく。目の前が真っ暗になる。。。

結局、朝4時に帰宅した。合計10時間以上飲んでいたような気がする。新記録更新だ。。。
プエルトリコへの卒業旅行は彼と同部屋。本気で死ぬかもしれない。

by yuzukenzo | 2010-05-01 05:56 | NYライフ  

<< 友人一家としばしの別れ 解約と夢 >>