人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Corporate Governance

この夏、友人やに会う機会がたくさんあった。そして、多くの知り合いがこのブログを見てくれていることを知った。ありがたいことだ。しかし、気になったのは、、、殆どの人が僕の失敗談・恥ずかしい話・へっぴり腰だった話を楽しみにしているようだということ。。。人の不幸は蜜の味というやつか。

ということで、ささやかな反抗として、今日も授業の話を書いてしまおうと思う。殆どの人が興味ないと思うけど。今学期取得した授業で一番面白い授業、それがCorporate Governanceだ。ガバナンスなんて言うと難しそうだけど、授業の内容は、エンロンやフォード、アデルフィアなどの企業の汚職事件や訴訟事例を用いて、企業統治の仕組み上、何が問題だったのか、企業のマネージャーやボードはどのような行動規範に基づいて動くべきか、といったことをディスカッションする。何が面白いかというと、事件の背景となった細かい人間模様まで情報が与えられるため、企業小説を読んでいるような感覚だ。中には信じられないような強欲な人々が出てくる。

もちろん、ケースを通じて、米国企業のガバナンスの姿も見えてくるし、また、自分自身をケースの状況に置いてみて、果たして自分が正しい決断ができるかなあ、などと考えていると、自分のディシジョンメーカーとしての資質を考える機会にもなる。

と、今日も恥ずかしい話はありません。(いや、恥ずかしい経験は山ほどしてますが、、、)

by yuzukenzo | 2009-09-17 05:49 | 勉強  

<< 天罰 Project Finance >>