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On a hunt for a Japanese girl friend

そいつは20分も遅刻したくせに無表情で現れた。

南米出身のJP。本名が異常にややこしいため、JPというニックネーム。今日の今日までスペイン人だと思っていたが、チリ地震をやけに心配していたので、南米人であることが判明した。ただし、どこの国かはまだ分からない。

Advanced Corporate Financeのアサイメントのミーティングを行ったのだ。
クライスラーが1980年に米国政府に対して発行したワラント、その代わりに米国政府が実施した債務保証、それぞれのオプション価値を計算し、そこから何を読み取るかという課題。一見すると単なる計算問題の浅い課題に見えるが、実は奥深い。

前回の課題では手を抜いてうっかり論点を見落とした反省から、今回はフルパワーで分析に取り組み、完全に論点を見切ったと自信満々でミーティングに臨んでいた。自分の分析の素晴らしさに自己陶酔しつつ、メンバーに自論を展開していたまさにその瞬間にJPがぬーっと現れたのだ。

日本人
053.gif
募集中


そいつのパーカーの胸に太字でデカデカと書いてあった。
どういうことだ。何を狙っているんだ、こいつ。。。僕の頭の中は?マークで一杯になり、それまで議論に夢中だった僕はそいつのパーカーのせいで、すっかり気が削がれてしまった。

JPは独特のスペイン語訛りの英語で訳の分からないことをしゃべりまくり、そして、結局パーカーについて何も説明しないで颯爽と帰っていった。

ミーティングを終えて家に帰ってしばらくすると、JPから突然メールが送られてきた。題名はHoodie、本文には何も書いておらず、リンクが二つついてある。それを開くと、片方は、「日本人彼女募集中」パーカー、もう一つは「酒人」パーカーの通信販売のサイトであった。僕はどうしたらいいんだ。。。
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by yuzukenzo | 2010-02-28 11:48 | 勉強  

頭脳王決定戦

いよいよこの日が来た。コロンビアビジネススクールの日本人在校生による頭脳王決定戦。
ジャピオンという日系コミュニティ誌で、中学受験用の問題に挑戦するという企画なのだ。国数社理の4教科それぞれ5分ずつ。

普段からミスターパーフェクトの異名をとる僕であるが、実は社会だけは苦手という弱点がある。その弱点を補うべく、昨晩一睡もせずに作戦を練り続けてついに編み出した戦略が、国数理の3教科で圧倒的な差をつけて逃げ切るというものであった。

この日の為に数ヶ月間睡眠時間を削り勉強し続けてきた。その姿を見ていた奥さんが、家を出る際に「あなた、頑張ってきてね」と心配そうに声をかけてきた。奥さんの暖かい言葉に目に涙が滲む。家族のためにも絶対に負けるわけにはいかない。僕には子供が二人いるんだ、背負っているものが違い過ぎる。「お父さんは頑張ってくるよ」、心の中で呟き、会場へと向かった。

ここで、競争相手を紹介しよう。

S氏:同級生。この企画への参加を提案した男。常に落ち着きが無い。こういうタイプは名前を書き忘れてゼロ点を取る。僕の相手ではない。

T氏:1年生。経済が苦手だと常々言っている。おそらく日経新聞を一度も読んだことがないのだろう。完全に相手ではない。

M氏:1年生。1月に学校に入学したばかり。勉強が出来そうな顔をしているが、先輩に気を使ってわざと負けるだろう。そうしたら、あとで奢ってやろう。

Y氏:同級生。穏やかな女性。しかし、明らかに勉強はできる顔をしている。内心、僕のライバルは彼女だとロックオンした。受験中にこっそり嫌がらせをしてやろう。

I氏:1年生。高校時代を海外で過ごした帰国子女。英語は一番できるだろう。ただ、今日は英語の教科は無い。ざまあみろ。完全に相手ではない。

僕:ミスターパーフェクト。ストリートファイトを含めると400戦400勝と言われている。無敵。


気合が入りすぎたせいか、15分前に会場に到着した。企画者のS氏以外はまだ来ていない。こんな重要なイベントなのに他のメンバーは何をやっているのだ。15分前到着は人間の常識だろう。時間にルーズな人は人間そのものがルーズだ。この時点で勝負あった。僕は勝ちを完全に確信した。後は、どの程度の差をつけて勝つか、それだけだ。

ようやく全員到着し、頭脳王決定戦のルール説明が行われた。
すると、いきなりM氏が言った。「僕は小学生の時、偏差値が80でした。」 
なに!? いきなり競争相手をびびらせる作戦か。そもそもお前は新入生なんだからわざと負けないといけない立場だろう。僕は混乱しつつも平静を装い、「俺は偏差値81だった」と威嚇し返した。

いよいよ問題兼回答用紙が配られた。時間開始前に問題を見ようとするヤツがいないか、カンニングペーパーを持っているヤツはいないか、僕は鋭い目でメンバーを見張った。ズルは許さん。僕のおかげでみんな不正を諦めたようであった。ところが、そこで大きなハプニングが起きた。問題用紙と解答用紙に最初から名前が書いてある!!なんて余計なことをしやがるんだ。S氏が名前を書き忘れるはずだったのに。。。まあいい、彼が企画者なのだから、このくらいのオマケは許してあげよう。そもそも、相手ではない。

ふと、横目でライバルとなるY氏の動向をチェックすると次から次へと起こるハプニングにも関わらず全く動揺している様子は無い。流石だ。相手に全く不足は無い。この勝負は僕とY氏の一騎打ちになった、そう感じた瞬間であった。

そして、国数社理と順に試験が行われた。簡単すぎる。これでは全員満点ではないか。僕は他のメンバーの邪魔をしてやろうと、くだらないことを喋り続けた。試験が終了し自分自身の全教科満点を確信しつつも、僕の邪魔作戦が果たして効果的だったか、特にY氏を動揺させることができたか、その点だけが唯一の気がかりであった。

いよいよ結果発表。各教科トップのみが発表される。

まずは国語、優勝はなんとI氏と言う。なに?ああ、そうか。おそらく彼女は帰国子女ということもあり、彼女だけ英語の問題だったのだろう。はっきり言ってアンフェアだ。しかし、大人の僕は文句を言わずに結果を清々と受け止めた。

続いて算数、これは、M氏を除く全員が正解となった。M氏はウケを狙ったのか、正解を分かりつつも奇抜な答えを書いて×。おろかな。なお、全員が同点であったものの、僕はハンデキャップとして左脳を使わず、右脳のみを使って問題を解いたため、事実上は僕の勝利ということになった。

次は理科。これは自信があった。自信があったのにも関わらず、受験中にわざと「あー難しい」と大声を出してみんなを揺さぶったのだ。というわけで、自分の名前が呼ばれることを確信していると、なぜかM氏の名前が呼ばれる。なぜだ!そこで僕はハッと気がついたのだ。きっと、みんなに嫌がらせをしたため、それが減点されたんだ。あと、字が汚いので芸術点で減点されたに違いない。くっそう、もっとフェアに戦えばよかった。そもそも、字の上手さも評価対象なら最初から言ってくれよ。でも、大人の僕はグッとこらえた。世の中、そもそもアンフェアなんだ。

最後に社会。これは正直言って、少しだけ自信がない。小学生時代からグローバルな視点を持っていた僕は日本地理には興味がなかった。今日の問題は日本地理が対象だったのだ。言い換えれば、このテストは如何に視野が狭いかを競う勝負ということだ。ということは、点数が低ければ低いほど良いということになるな。結果として、5点満点中みんなが3~4点を獲得する中、僕一人だけが1点という圧倒的な差をつけて勝利を収めた。

ということで、結果を纏めると、、、
国語:一人だけ英語の試験を受けるという奇策に出たI氏の勝利。
算数:僕の圧勝。(ハンデ勘案後)
理科:残念ながら2位。芸術点と減点がなければ僕の勝利であったが、ルールに文句を言っても仕方ない。
社会:僕の圧勝。ただし、紙面上は視野の狭さを競うという観点で紹介するらしい。それでも、僕の勝利は揺るがないので別に構わない。

ということで、完全に事前の予想通りではあるが、総合的に見れば、僕の圧勝と言う形で闘いは終わった。これでコロンビアNo1の頭脳王の称号を得たわけだ。これで何個目の称号だろう。この世にもはや僕の敵はいないのか。

今日は家で僕の大勝祝いだ。お父さんはやったぞ!!

最後になるが、あまりに圧勝過ぎたため、他の日本人在校生の精神的なダメージが正直少し気になる。本気を出して少し大人気なかったかなと反省している。また、今後は日本人在校生の頭脳リーダーに相応しい言動をとらなければいけないという新しい責任感に身が引き締まる思いである。
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by yuzukenzo | 2010-02-27 09:08 | コロンビアビジネススクール  

オリンピック

フィギュアスケート、普通にすべったり踊ったりしている部分は必要なのかね。
クルクル回るジャンプしか、点数に関係なさそうじゃん。ジャンプだけにしたら、サッサと進んでいいのに。

それはそうと、表彰台で金・銅の選手が嬉しそうにする中、銀の浅田真央だけ悔しさに満ちた顔。
もちろん銀でも大偉業だけど、結局は人間って、自分で自分に課したハードルをクリアできるかどうか、それが大事なんだな。トップに行く人とそうでない人の差は、そのハードルの高さによるものが大きいのだろうな。
ただし、自分に高いハードルを課し続ける人生が楽しいかどうかは分からない。銀メダルをとっても喜べないのだから。当たり前だけど、人生に正解は無いのだ。
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by yuzukenzo | 2010-02-26 13:16 | NYライフ  

忙しい一日

今日は結構タフな一日だった。

まずは朝一番の授業でプレゼン。ブラジルをテーマとした授業の研究テーマの発表だ。日本語でもプレゼンはキライなのに、英語だと、心労、準備時間ともに日本語の5倍を要する。チームメンバーからもミスは許さないというプレッシャーを受けて、昨晩は奥さんを相手に10回くらい練習したのだ。
奥さんに「ネイティブみたいか?」としつこく聞いたのだが、なぜか最後まで首を縦に振らなかった。なぜだ。

朝、家を出ようとすると、奥さんが「発表会頑張ってね」と声をかけてきた。発表会・・・、何かちょっと違うんですけど。。。結局、プレゼン自体は、まあ相変わらずイマイチな感じだったが、できる限りの準備はしたので、どうしようもない。

昼過ぎに自宅に戻り、週末のスタディミーティングに向けた準備。今週は睡眠不足だったのでフラフラになり、10分ほど横になって休んだ。起きてみると、首を強烈に寝違えていた。

夕刻にはJapan Business Association主催の寿司テースティングのイベント。有名レストランから寿司職人を学校に呼んで、寿司の作り方を説明し、お寿司を振舞うという趣旨。ロジ面を中心に色々と準備をすることがある。大雪の中、同級生とあちこちを駆け回った。大変だったけど、イベントは盛況に終わった。これが学生生活最後のクラブイベントだ。思い出に残るだろう。

ヘトヘトになり帰宅すると、娘からの手紙があった。最近、日本語の練習のために娘は手紙を書いてくれるのだ。どーれどれ。 「がっこうでなにをしたかおしえてあげよう。おえかきそれだけ。」
何というシュールな手紙だ。

さて、明日は日系フリーペーパーの取材。

これは中学受験の問題を大人が挑戦するという恒例企画のようだ。コロンビアビジネススクールの日本人在校生メンバー5人で参加する。この5人で争う個人戦。教科毎の優勝者のみが紙面を飾ることになるらしい。国数社理の4教科で実施され、紙面上では毎週1教科ずつの4週連続企画となる。

日本人在校生の顔を思い浮かべると小賢しいメンバーばかりだが(ウソです、みんな気さくなメンバーです、)圧倒的な勝利を飾って、誰が真の王者か見せつける良い機会だ。アクシデントにより首に重症を負ったため、おそらく本来の実力の15%程度しか発揮できないと思うが、格の違いを見せれば大丈夫だろう。
NY在住の方はジャピオンを楽しみにしていてください。もうすぐ僕が4週連続で登場します。
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by yuzukenzo | 2010-02-26 11:21 | NYライフ  

シシャモとチョキチョキ、そして娘

学業が忙しいながらも、仕事をしている時と比較すれば、家族と一緒にいる時間が圧倒的に長い。
結局はこれが留学の最大のメリットなんだろうな。毎日楽しいハプニングが満載なのだ。

学校から帰宅すると奥さんが嬉しそうな顔をしている。どうした? 
「あんた、あれシシャモだよ。」
先日大興奮したキャビア、缶にCapelinと書いてある。Capelinはシシャモという意味らしい。
人生最大の屈辱を味わった。

さて、、、気を取り直して、、、昨晩は、息子の髪の毛をチョキチョキ切ってやった。
他人の髪の毛を切ったのは初めてだ。大泣きして暴れて大変だったけど、丸坊主にしてやった。
最近あんまり構ってあげられていないけど、気がつかない間にずいぶん成長している。これから、こうやって頭を刈ってあげる機会は一体何回あるんだろうか、そんなことを考えながらチョキチョキ切ったのだ。
出来上がりはたこ焼きみたいな感じになった。

最後に、娘。毎週月・金の朝は僕が幼稚園に送っていく。大体出発が遅くなり、遅刻寸前になって慌てて幼稚園に駆け込むのが常だが、それでも道すがら娘の話を聞くのはなかなか楽しい。
先日は奥さんには絶対に聞かせられないことを言っていた。僕が「将来は誰みたいになりたい?」と聞くと、「K子ちゃん」と、同級生の奥さんの名前を言う。「ママじゃないの?」と聞くと、「うん。だってK子ちゃんの方が可愛いから。」と即答した。ママもダイエット頑張っているぞと言い聞かせたが、「でも、K子ちゃん」と最後まで意見を変えない。僕と奥さんにそっくりで頑固だ。今度は上手なウソのつき方を教えてあげないとな。。。
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by yuzukenzo | 2010-02-25 13:50 | 家族  

いきなりの日本ダービー予想

以前にも書いたが、僕はHorse Racingファンだ。18年くらいファンだ。

馬券は買わない。絶対に損するから。強いお馬さんを見て、ただただ速いなあ、スゴイなあと言って喜ぶ。
そんなJRA的には有難くないファンだ。あ、JRAとは、日本中央競馬会です。

NYまでやって来ても、勉強が忙しくてありとあらゆる趣味を捨てても、お馬さんの動向だけはマメにチェックし続けている。スゴイ馬がデビューすると、嫌がる奥さんを無理矢理パソコンの前に座らせて、一緒にYou Tubeでレースを見ながら、素晴らしさを解説する。戦歴から始まり、血統背景、今後の展望を詳細に説明し、復唱させる。たまにちゃんと聞いているか、テストをする。これが僕の唯一の楽しみだ。

なお、最近は息子はレースを見せると「うおーうおー」と言って激しく喜んでくれるので、奥さんより見せ甲斐があることに気がついた。

さて、なぜ突然こんな話を書いているかというと、今年の日本の3歳牡馬戦線がかつてないほど盛り上がっていて、もうガマンできなくなったからだ。今年はスター候補のお馬さんがずらり。ここまで揃うのは何年ぶりだろう。

ローズキングダム: 
バラ一族と呼ばれる良血馬。お父さんはキングカメハメハという圧倒的な強さで日本ダービーを勝った名馬。2歳チャンピオン決定戦(朝日杯)をあっさりと勝利し、これまで3戦3勝。今のところの下馬評No1。

ヴィクトワールピサ:
デビュー戦で上記ローズキングダムに僅差で敗れるも、その後は危なげなく3連勝。主戦は武豊。お父さんは2冠馬ネオユニバース。年末に行われた重要なレースを快勝し、ローズキングダムと並ぶ高い評価。

リルダヴァル:
昨年夏にデビュー、圧倒的な強さで2連勝。しかし、その後骨折し休養に入っていたが、もうすぐ復帰予定。お父さんはアグネスタキオンという現在No1種牡馬。ちなみにアグネスタキオンが勝利した8年前の皐月賞を、僕は奥さんと一緒に観にいった。友達の結婚式に出席していたが、体調を崩したフリをして途中で抜け出して観にいったのだ。スケール感No1。

ルーラーシップ:
デビュー戦で大物感たっぷりの勝利。2戦目は展開のアヤで敗れるも、まだ底は見せていない。お母さんは名牝エアグルーヴ、お父さんはキングカメハメハという超良血。血統No1。ちなみにエアグルーヴは僕の好きなお馬さん歴代トップ3に入る馬。


他にも、スター候補のお馬さんが何頭もいる。今年は一体どうなっているんだ。

ということで、皐月賞とダービーを予想しましょう。

うーん、ずばり皐月賞はローズキングダム、ダービーはリルダヴァル。これで決まり!!


ちなみに競馬の面白さは、以下にある。

①世代交代の早さ。血統のロマン。長嶋一茂がデビューした際、プロ野球ファンは熱狂しただろう。同様の二世スター候補達が、毎年何頭もデビューするのだ!父馬・母馬の現役時代を思い出し、それを子馬のレースに重ね合わせる。

②世界征服への野望。日本は長いこと競馬後進国であった。しかし、サンデーサイレンスの導入以降、日本競馬のレベルは格段に上がり、世界とも勝負できるレベルになりつつある。結局は失格になったが、ディープインパクトが凱旋門賞で良い勝負をしたことは記憶に新しい。凱旋門賞、ブリーダーズカップ、ドバイワールドカップ、これらの世界のトップレースを日本馬が制覇する日を夢見て応援し続けるのだ。

③そして、最後に、お馬さんの格好良さ。これに尽きる。


あああ、興奮して書き過ぎた。ちなみに今年はダート戦線もスター候補がずらりなのだ。
ビジネススクールに競馬関連の授業は無かった。残念だ。競馬はかなりのビッグビジネスなのに。
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by yuzukenzo | 2010-02-24 13:20 | NYライフ  

Cross Cultural Experience

毎度のネゴシエーションの授業。

宿題は少なくて楽な授業とも言えるのだが、毎回授業中にやらされる交渉ゲームが面倒くさい。
僕はゲームをやるからには勝たないと気がすまない性分なのだ。どんなに疲れていても、どんなにくだらないゲームでも、どんなに分が悪くても、全力で勝ちを目指してしまう。だから疲れる。だから面倒なのだ。

さて、今日は冒頭に4~5人の組に分かれて、国際的な文化相違による交渉の難しさをディスカッションする時間が与えられた。僕の組は、ブスっとしたブラジル人のおっさん、ソルジャーみたいなオーストリア人兄さん、異様にナヨナヨしたヒゲ面の細身アメリカ黒人男、そして、疲れが背中に滲む日本人の僕。

ブラジル人はブスっとしているくせに、ブラジルではまずは世間話をして仲良くなるのが大事だと語り、オーストリア人はドイツ系は無駄話はしない、短当直入が基本だと鋭い目で語り、そして、アメリカ黒人はナヨナヨしながら、「ボクはファッション出身なんだけど、ファッションの世界では交渉というものは無いのよ」とゲイ丸出しな感じで語った。僕は、日本人は交渉に慣れておらず、交渉になるとすぐに感情的になってしまうと、完全に僕の個人的な特徴をあたかも日本人一般論かのように語った。

ついでに仲良くなったブラジル男に再来週ブラジルに行くから、良いレストランを教えろと聞くと、シュラスコも美味しいが、寿司屋に行けといわれた。僕、日本出身なんですけど。

その後、文化相違をテーマとしたアメリカ人VSメキシコ人の交渉ゲームをやらされた後に、そのゲームをベースとした交渉論の講義。講義では、やはりその特異性のせいか日本人を例として(しかも変な例として)取り上げられることが多く、何となく居心地が悪い。皆が、ふーんそうなんかという目で僕を見てくる。

クラスの最後には、交渉における男女間の相違というテーマに話が移った。はっとして、さっきのアメリカ黒人の方を見ると、ものすごくきまりが悪そうな顔をしてモジモジしている。。。

ちなみに、交渉におけるゲイの特徴の講義は無かった。
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by yuzukenzo | 2010-02-24 10:38 | 勉強  

落ち着かない。。。

卒業が3ヵ月後に迫ってきた。おそらく生涯最後の学生生活の最後の瞬間。大事に過ごしたいと思いつつ、卒業後のことが気になって、何にも集中できない状態にある。

僕は社費学生なので卒業は派遣元の会社に戻る。しかし、その職場がどこのオフィスなのか、そしてその仕事内容が何なのか、卒業直前までは教えてもらえないのだ。

現実的には、東京かNYのいずれかに配属される可能性が高い。

もし東京に帰るのであれば、今後の学生生活をおくる上で、以下ファクターを念頭におく必要がある。
-英語・・・ほとんど使わない(少なくとも当面は)
-仕事・・・スーパーハード
-NY生活・・・おそらくこれが生涯最後
-奥さん・・・ハッピー

⇒ 方針:学生生活・NY生活を最後まで楽しみ尽くす。直後の激務に備えて、勉強はホドホドに。

もしNY勤務となるのであれば;
-英語・・・つかう
-仕事・・・ややハード
-NY生活・・・今後数年間続く
-奥さん・・・超不幸

⇒ 方針:学生生活は適当にこなし、奥さん・家族のメンテに注力。勉強はホドホドに。


おおおお!どうやら、いずれに転んでも、勉強はホドホドにした方が良さそうだ。

ということで、宣言します。もう勉強は頑張りません。
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by yuzukenzo | 2010-02-23 09:28 | NYライフ  

英語ができる人

「英語ができる人」 このカテゴリーに属する人の中にも、相当なレベルの差があると感じる今日この頃。

例えば、ビジネススクールを尺度に使うと、以下のようなレベルがあると思う。
 ①トップビジネススクールに合格できるレベル
 ②ビジネススクールでサバイブできるレベル
 ③ビジネススクールのソフトスキル系の授業で活躍できるレベル
 ④ネイティブ

一般的なレベルからすれば、どれも英語ができる人だろう。でも、その実力は大違いである。

①のレベルに到達するのも案外大変である。TOEIC換算で言えば、950点~満点クラスだろう。例えば、TOIEC800点くらいのレベルから勉強をスタートしても、仕事をしながらの勉強だと2年間くらいかかるだろう。でも、それだけ勉強しても実際にビジネススクールにやってくると、最初は何もできない。授業で言っていることも分からない。自分の話も全く理解してもらえない。 

ビジネススクール入学後、必死にもがいて数ヶ月が経過すると、ようやく②の段階に達する。授業の内容は大方理解できる。勉強関連の内容であればディスカッションにも参加できる。しかし、授業で先生のジョークが分からず、みんなが笑う中で一人だけポカーンとすることあり。飲み会にいくと、話題についていけないこと多し。外国人の対応に慣れていない役所系・ファーストフード系・銀行等のLow Qualityなサービサーには、「は?何言っているの?」という冷たい仕打ちを受けることあり。大抵のMBA留学生はこのレベル止まりで卒業を迎えることだろう。なお、日本の巷で言う、「ビジネスレベル」というのがこれじゃないかと思う。 

そして、③。これは帰国子女。若しくは、語学センスが極めて優れた人、アメリカ人の彼氏・彼女を作り、ブレークスルーした人々。パーフェクトなネイティブではないが、英語自体に苦労することは無いレベル。英語力中級以下の人が聞いたら、ほぼネイティブの英語に聞こえる。リーダーシップとかマネジメントとか、そう言った抽象的なテーマのディスカッションも問題なくこなす。ドメスティック留学生はこのレベルを目指している。でも、このレベルに到達する人は殆どいない。

そして、最後にネイティブ。英語がビジネスの世界標準語であり、ラッキーな人々。

日本のメディア・芸能界で活躍している外国人たちは、完全に③以上のレベルだろう。(例えば、セルジオ越後とかアグネスチャンとか、訛りがある人でも、語学力は③以上だと思う。)


話が少し変わるが、子供は語学を学ぶのが早いというが、本当に「早い」のだろうか。発音に関しては、そうかもしれないと思うけど、真の意味での「英語力」は必ずしもそうではないような気がする。純粋に勉強時間が長いだけのような気がするのだ。

例えば、アメリカでの学生生活。平均的に学校に6時間滞在し、帰宅後に勉強やらテレビやらでさらに4時間の英語エクスポージャーがあるとすれば、毎日10時間の英語接触時間。
1年間の英語時間:10時間×365日=3,650時間

一方、日本の中・高校生の英語勉強時間はどうだろうか。多く見積もっても、一日平均1時間程度だろう。
日本人の生涯英語勉強時間:1時間×365日×中高6年間=2,190時間(以下)

アメリカで学生生活をすれば、1年間で日本人の生涯英語勉強時間の2倍近い量の英語シャワーを浴びるのだ。帰国子女の人々は効率的に英語を勉強したのではない。単に英語の勉強時間が圧倒的に長いのだ。

何を言いたいかというと、語学を学ぶのには近道は無いということ。ものすごい長い道のりなのだ。そして米国ビジネススクール卒でも英語ができなくても許してくれということ。だって、英語への総エクスポージャー時間だけを見たら、アメリカ人の3~4歳児級だ。僕は4歳児よりはできる。多分。
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by yuzukenzo | 2010-02-22 04:51 | 英語  

木田虎男

CNNを見ていたら、タイガーウッズのニュースを大々的に報道していた。

タイガーの謝罪会見について。会見の際に、結婚指輪をしていなかったこと、タイガーの奥さんが会場に来ていなかったこと、会場に居たタイガーの母親が一度もタイガーの方を見ようとしなかったことを面白おかしく伝えていた。

これって殆ど芸能ニュースだよなあ。面白かったからいいけど。

タイガーの発言の中では、「私は仏教徒であり、仏教の教えを守らなかったことによる過ちであった」というのが面白かった。仏教徒なのか、一応。

もう一つ面白かった発言は、「私は、金も名誉もすべて手に入れて、何をしても許されると勘違いしていた」というもの。金も名誉もすべて手に入れたというストレートな表現がすごい。事実だけど自分で言うか。

最近、トヨタ問題にかこつけた日本企業カルチャーバッシング的な報道が多くて苦々しく思っていたが、しばらくはタイガーを中心に報道すりゃいい。
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by yuzukenzo | 2010-02-21 09:22 | NYライフ