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ついに

夢を英語で見た。寝る前にドラマ24を長時間見ていたら、夢の中でジャックバウワーと話をしていた。
しかし、夢の中のジャックバウワーの英語が超下手だった。。。うーん、もう少し頑張ろう。

久しぶりの独り言です。
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by yuzukenzo | 2009-07-31 00:33 | 英語  

コスタリカ旅行記 最終章:NY行きフライトにて

人生初の一人旅を完遂し、今は満足感に浸っている。ツアーに参加したので誰でも完遂できると言えばできるのだが、個人的なテーマは僕が一人旅を楽しむことができるかどうかであった。その意味では目的は達成できたと思う。

コスタリカという国について。
大自然とリゾートに興味があるのであれば、最適の目的地であろう。物価もまずまず安い。一番関心したのはコスタリカ人がコスタリカに誇りを持っていること。ただ、ほとんどの旅行客が家族連れか老夫婦。バックパッカーもほとんどいないので、一人で来ると少し寂しいかもしれない。あとは、となりのトトロファンは是非訪れるべきだろう。本物のトトロがいる。

さて、NYが近づいてきた。飛行機から地上を覗いて見ると花火があちこちで上がっているのが見える。
そうか、今日はJuly 4thだ。アメリカに帰ってきた。
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by yuzukenzo | 2009-07-05 21:14 | 旅行  

コスタリカ旅行記 第四章:フォルトゥーナ

翌朝は移動。今度は世界でも最も活動的な火山のひとつアレナル火山がある町フォルトゥーナへと移動だ。途中でアレナル湖をボートで渡り、またもやリゾート地風のホテルにチェックイン。

午後はフローティングサファリというツアーに参加。これは川を小さなゴムボートで下るツアーだが、ディズニーランドのジャングルクルーズをイメージしてもらえば、そのままだ。朝から強い雨が降っていたが、幸いにもツアーのときには雨が上がった。なお、雨季にも関わらず、このツアーのみならずこれまですべてのツアーで天気には恵まれた。僕の普段の行いがよいのであろう。さて、このツアーであるが、最初は小さなボートに乗っての川くだりに興奮したが、あまりに流れが緩やかであり、また大自然もそろそろ見飽きてきていたことから、ちょっと退屈に。

写真:ジャングルクルーズ
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ただ、ガイドのおじさんが川の上で色々な話を教えてくれたのが良かった。コスタリカでは20年ほど前に観光を産業の柱に育てるべく、政府が率先して様々な施策を打ち、現在では観光が最大の産業になったこと、ガイドになるためには政府指定のコースにて3年ほど勉強する必要があること(道理でガイドさんはみんな歴史、生物、植物、地学に詳しいわけだ)、英語はたったの6ヶ月の語学コースで英語を学んだこと(ガイドさんはみんな英語も上手い)、最近ではインテルが進出する等、テクノロジーが農業を抜いて第二の産業に育っていること、国民の大半はカソリックでありどんなに小さい村にも教会が必ずあること、政府は教育に力を入れていて子供が25人以上いる村は学校を作ることが義務であること等々。だから、コスタリカの村には、かならず教会と学校が揃っているというのだが、確かに通りかかる村という村すべてに教会と学校がある。大したもんだ。なお、地球の歩き方によれば、コスタリカは、過去数十年で大きく成長を遂げて中南米の他国を追い越し、治安もよく、中南米の優等生と言われているらしい。

夕刻にホテルに戻る。若干疲れていたので、テレビを見てのんびり過ごす。(どこでもCNNは見ることができる。)未だにマイケルジャクソンのニュースばかりだ。

翌朝はアレナル火山ハイキングへとでかけた。この日は観光最終日だったので、張り切って出かける。今日のツアーもガイドさんとマンツーマン。雨季なので、観光客が少ないのだ。ガイドさんによれば、アレナル火山は1968年に噴火し、その時には多数の死傷者が出たという。ハイキングコースは当時の噴火で一旦はすべてが焼けた場所。しかし、たったの40年ですごいジャングルへと育っている。ガイドさんは、コスタリカの気候は植物にとってパーフェクトな環境なので、40年でもこんな森が育つんだと自慢していた。このガイドさんもひょうきんなおじさんで色々な話をした。来年娘さんが16歳になり、日本でいうならば成人に当たるので、パソコンを買ってあげたいというので、デルで安いのを買うようにアドバイスしておいた。このツアーではサル、キツツキ、カエル等に遭遇。歩いていると、火山から、「グゴゴー」という凄い音が聞こえてくる。たしかにこの火山は生きていると感じた。

午後は最後の観光地であるタバコン温泉へ。そう、火山地なので温泉もあるのだ。温泉といっても、静かで風流な日本風の温泉ではなく、滑り台がついていたり、泳いだりできる、温水プールのイメージか。もちろん水着を着る。ここでは若いアメリカ人兄ちゃん一人、アメリカ人姉ちゃん二人と一緒に連れてこられた。アメリカ人兄ちゃんはパーデュー大学で歯学の勉強をしているという。僕がコロンビアのビジネススクールに通っていると言ったらビビッていた。僕の虚栄心がくすぐられる。その兄ちゃんは僕と同じく一人旅のせいか、何かと話しかけてくる。僕も一週間一人旅で少し寂しかったので、ありがたかった。結局、温泉には4時間滞在。温泉に付属しているイタリアンレストランのバフェで最後の夕食を楽しみ、サンノゼへの帰途へと着いた。なお、コスタリカには何故かイタリアンレストランがたくさんある。観光地で見かける立派なレストランは8割がたイタリアンだ。何故だろう。
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by yuzukenzo | 2009-07-05 21:12 | 旅行  

コスタリカ旅行記 第三章:モンデベルデ

1時間早く迎えに来たこのドライバーはとんでもない奴だった。運転がケタ違いに荒い。制限速度60キロの場所を120キロでぶっ飛ばす。そして陽気に話しかけてくるが、何を言っているかさっぱり分からん。すると途中の橋でいきなり止まり、橋の下を見ろという。言われるがままに覗いて見ると、そこには巨大なワニがウヨウヨと泳いでいた。超でかい。ワニが見れるとは思っていなかったので、ラッキーだ。一番大きなものだと5メートルにも達するという。あのワニに襲われたらひとたまりもないだろう。

写真:ワニ
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しかし、本当に恐ろしいものはこの後に待っていた。ワニを見てホクホク顔で車に戻り、再びモンテベルデへと再出発すると、徐々に天気が崩れだした。雨足が強くなり、最後には台風のような天気に。その悪天候の中、未舗装の山道に突入。モンテベルデは標高1,000メートルほどの高地の町だ。大雨の山道なので、明らかに危険なのだが、この運転手は全くスピードを緩めない。それどころか、「ブーン」とか「シュワー」とか自分で効果音を言いつつ、危険なドライブを楽しんでいるようなのだ。さらにぬかるみで車が横にすべると、「ズザザザー」と言いながら笑っている。キャノピーの10倍怖い。地獄の山道は1時間続いた。精神的に瀕死の重傷を負いつつ、山奥のホテルに到着。ホテルはすごく豪華な建物だ。夕方早い時間に到着したが、外は雨だしドライブで疲れたので、ゆっくりと読書をしてモンテベルデ初日を終えた。

翌朝は、熱帯霧雨林のトレッキング。雨林ではない。雨霧林。なんと湿度は一年間を通して100%と言う。マヌエルアントニオの熱帯雨林とは異なった生態系があるみたいだ。ここには伝説の鳥ケツォールがいるらしい。手塚治虫の火の鳥のモデルであり、またその美しさから、世界中の野鳥愛好家の憧れでもある。といいつつ、僕はその存在を朝食の際に地球の歩き方を読んで知った。今日のトレッキングはガイドさんとオランダ人の女性と僕の三人。オランダ人の女性は旦那さんが体調を崩したので一人で参加しているという。マヌエルアントニオのトレッキングとは異なり、こちらは鳥、虫、植物が見所のようだ。僕もそれなりに関心しながら歩いていたが、同行しているオランダ人がやけに熱心で何てこと無い草や花の写真を撮りまくっている。自然オタクのようだ。すると、なんだか僕も写真を撮らないといけないような義務感がして、僕もたくさん写真を撮った。後で見てみると、何を撮ろうと思ったのか不明な写真がたくさんあった。なお、この雨霧林のガイドさんは全員自作の野鳥ガイドを持っている。分厚い野鳥大辞典のような本があるらしいのだが、そこからコスタリカの野鳥のページだけを切り取り、自分で表紙をつけて常に持ち歩いている。そして、新しい野鳥に遭遇すると、その本に日付や場所を記しているのだ。ガイドさんの本を見せてもらうと、9割ほどに印が付けてある。凄いねと言ったら、照れくさそうな顔をしていた。筋消しやビックリマンシールを集めるのと同じような感覚だろうか。

今回のトレッキングで僕が一番感動したのはフンコロガシを発見したとき。後ろ向きにウンコをコロコロと運んでいる虫を見つけ、おお、これはあのファーブル昆虫記のフンコロガシに違いないと興奮してしまった。ただ、ガイドさんに確認し、英文名とスペイン語名を教えられたが、それがフンコロガシを指す言葉なのか分からなかった。でもあれは間違いなくフンコロガシだった。トレッキングの最後の最後には、幸運にもケツォールにも遭遇。さすがに立派な鳥だ。ただし、僕らが遭遇したケツォールは雌。火の鳥のモデルは雄であり、さらに立派らしい。しかし、野鳥に全く興味の無い僕がケツォールを見るなんて、まさしく豚に真珠だなと思いつつホテルに戻った。

写真:伝説の鳥ケツォール
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写真:伝説の昆虫フンコロガシ
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午後は別の国立公園へ。こちらはHigh Bridge Walkと名づけられてる通り、山の中に高さ50メートルほどの細いつり橋が複数架けられており、それを渡って周るというコースだ。これはガイドさん無し。山に入り、5分もすると最初のつり橋が現れた。風で少し揺れている。僕の前を歩いている家族が「高い、怖い」と大騒ぎしている。しかし一人ぼっちの僕は騒ぐわけにも行かず、平静を装う。たしかに高いし少し怖いのだが、一人で冷静に渡るとそれほど騒ぐほどのものでもない。こういうのは、やはり誰かと一緒に来たほうが楽しいのだろう。普通は1時間半かかるコースをスタスタと45分ほどで歩き終えてしまい、若干むなしい気持ちに。

写真:つり橋
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まだたっぷり時間があったので、そばにあった温室のような建物に入る。するとそこは蝶を飼育している温室のようだ。美しい模様のでも僕にとっては気持ち悪い、大きな蝶が大量に舞っている。High Bridge Walkより数段怖い。。。ガイドが一人ついてくれて、色々と説明してくれる。内心は説明どころではなく一刻も早く脱出したい気持ちで一杯だった。しかし、いい年した男が、しかも自ら入ってきたくせに、蝶を怖がるなんて格好悪すぎる。僕は平気なフリをして最後まで説明を聞き通した。

さらに横にあった博物館のような建物にも入ってみる。すると、今度は昆虫の標本を展示した館であった。実は僕は蝶だけではなく、虫全般が嫌いだ。しかし、すぐに出るのも負けを認めるようで嫌なので、歯を食いしばって奇妙な虫の標本を見て周った。地球上最大の昆虫とか、20センチくらいあるタランチュラとか、木の枝に擬態する30センチくらいの巨大なバッタとか、蝶の標本で作った絵とか、金色のカナブンで作ったアクセサリーとか。小学生のころに憧れたヘラクレスクワガタの標本もあった。小学生時分の僕であれば大喜びであろう。しかし、今の僕はにはToo Muchだ。ホルマリン漬けになった太さ5センチ、長さ20センチくらいのヘラクレスオオクワガタの幼虫も。30分ほどの滞在。よく頑張った。

午後4時頃にホテルに戻るがまだ時間が早い。と言っても何もやることが無い。困って、ホテルの庭をフラフラ散歩していると、ホテルの私有地にトレッキングコースがあるとの看板があった。軽い散歩コースかと思い、足を踏み入れると、なかなか奥に行き着かない。ホテルの庭のくせにジャングルそのものなので、薄暗く若干怖い。いつ引き戻そうかと考えつつ10分ほど歩くと、前方にどこかで見たことがあるような丸い影が。あああ!あれは、トトロだ、となりのトトロがいる!じっと座って僕の方を見ている。僕は、ゴクッと唾を飲み込み、ゆっくりとカメラを取り出したが、その瞬間、トトロはさっと山の中に入ってしまった。あの丸い体、すっとぼけた顔、毛むくじゃらの体、間違いなくトトロだった。ただ、映画で見たイメージよりもずいぶん小さく、おそらく50センチくらいか。それに実物は野性味たっぷりだ。まあ、テレビのは漫画だからデフォルメされているんだろう。
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by yuzukenzo | 2009-07-05 21:08 | 旅行  

コスタリカ旅行記 第二章:マヌエルアントニオ

翌日は早朝からバスに乗り、サンノゼを出発して、マヌエル・アントニオという街へと向かった。海岸と熱帯雨林の街だ。4時間のドライブを経て到着すると、そこは町全体が熱帯雨林であった。リゾート風のホテルが僕の宿。綺麗なプールもついている。よしよし、水着を持ってきた甲斐があった。

写真:ジャングルの中のホテル入り口
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午後には早速キャノピーツアーへと出かけた。キャノピーというのは、熱帯雨林の中に張り巡らされているワイヤにターザンのようにぶら下がって、高速で移動するかなり野蛮なアクティビティだ。キャノピーツアーの入り口に到着すると、ガイドさん二人が登場。今日はお客さんが少なくプライベート・ツアーだと言う。ほほお、ガイドさんを独り占めか、それは幸先良い。体中に金具を装着し、熱帯雨林の中に突入。森を歩くと出くわす虫やカエルや鳥などの説明を聞きつつ、森の奥深くに入っていくといきなり高台に出た。500メートルほどのワイヤが張り巡らしてある。下を見ると高さは30メートルくらいか。いきなりこれはレベルが高いのでは。しかし、一人なので怖い怖いと騒ぐ相手もおらず、僕は黙って金具をワイヤにつける。そして、ガイドさんに促されるまま思い切って飛んでみると、シューという音を立てながら、熱帯雨林の木の間を軽快に進んでいく。汗ばんだ体に風が気持ちよい。本当にターザンみたいだ。

写真:写真中央部の僕が見えるだろうか。
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その後も、合計10本のキャノピーを楽しみ、2時間弱の探索があっという間に終わると終点には冷たいジュースと果物が準備してあった。至れり尽くせりだ。果物を頬張っていると、横に1メートルくらいの大きなイグアナが当たり前の顔をして座っている。でかい。ツアーに満足したのでガイドさん二人にちょっとチップをあげようと思い、今朝両替した2ドル分のコロン紙幣を手渡し二人で分けろといった。ガイドさんも大喜び。それぽっちでそんなに喜んでくれるのか。そしてガイドさんに手を振りつつ、バスに乗ってホテルへの帰途へと着いた。しかし、バスの中で、ちょっと気になった僕は財布の中を確認すると、、、間違えて20ドル分のコロン紙幣をあげてしまったことに気がついた。そりゃ喜ぶわけだ。ホテルに戻ると、僕はやけくそになり、ホテルのプールをダイナミックな平泳ぎで泳ぎまくった。

マヌエルアントニオの二日目は、早朝からジャングルのトレッキングだ。今日のトレッキングは、ガイドさん一人と、アメリカ人を中心とした観光客10名弱ほど。トレッキングが始まり3分もすると、ガイドさんが突然木の上を指差し、「sloth、sloth」と騒ぎ出した。スローってなんだ??指を指すを見るも何も見えない。ガイドさんが持ってきた望遠鏡を覗いてみると、そこにはものすごーく面倒くさそうな顔をしたナマケモノが居た。野生のナマケモノだ。動物園で見てもそれほど感動しないが、野生のナマケモノは一味違う気がする。ガイドさんが、説明を始めた。「ナマケモノがなぜlazyかと言うと、食べ物の消化に時間がかかるため、エネルギーがほとんどないからなのです。」ナマケモノは他の国でもlazyと認識されているんだ。ただ、真実は胃腸が弱くて元気が無いということなのです。

写真:相変わらず怠けているナマケモノ
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その後もサルを見たり、水の上を歩くことができるという緑色のトカゲを見たり、イグアナを見たり。そして、最後には綺麗なビーチへと到着した。素晴らしい絶景だ。海岸そばの森にもたくさんのイグアナがうろちょろしており、他にもアライグマやサルが居た。2時間半ほどのトレッキングを終えて、昨日と同じくフルーツが振舞われてツアーは終了。どうやら、コスタリカのツアーでは最後にフルーツが出るのがお決まりのようだ。

マヌエルアントニオはこの午前のツアーで終了。午後には次の目的地へと出発なのでホテルへと戻る。出発まで時間があったので、ホテルのプールで、見事な平泳ぎを披露していると、出発予定時間の1時間前に迎えのドライバーが到着して早く準備しろと言う。まだ1時間あるはずと主張したが、何しろこのドライバー、英語がほとんど通じない。やむを得ず荷物をまとめて車に飛び乗った。
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by yuzukenzo | 2009-07-05 21:00 | 旅行  

コスタリカ旅行記 第一章 サンノゼ

コスタリカに行くと決めたはいいが、どんな国か全く知らない。出発の1週間前に地球の歩き方を買ってきたが、慣れない一人暮らしとインターンの仕事が忙しく、読む時間がほとんど無い。ということで、ほぼノー勉でJFK空港を飛び立ったのだった。フライトではものすごいデブの黒人が隣に座った。僕の席まで太い腕と足が侵入していたので、僕がいらいらしてチラチラみていたら、突然、「アナタ、ニホンゴデスネ。ワタシはハイチジンデス。」と、変な日本語で話しかけられたのだ。まさか日本語を話すとは思ってもいなかったので驚いた。広島に4年留学していたと言う。日本語を話すハイチ人、なんて珍しいのだ。

マイアミを経由した長時間フライトを経て、ついにコスタリカの首都サンノゼに降り立った。行きの飛行機内で勉強したところによると、サンノゼには人口も産業も集中した大都市らしい。サンノゼの見所はダウンタウンの中心部に集まっており、観光は1日あれば十分とある。翌朝早くにはサンノゼから遠く離れた国立公園へと旅立ってしまうので、サンノゼは初日の夕刻~夜の間しか観光する時間がない。僕はホテルにチェックインすると急いでタクシーに飛び乗った。

タクシーに乗って周りの景色を見ると、まだパラパラとしかお店や建物がなく、ダウンタウンからは離れているようだ。しかし、ちょっと行くと、ほんの少しだけにぎやかな場所に出た。「いよいよ中心部が近づいてきたか」と思っていると、いきなりタクシーが止まり着いたという。国立劇場前に行きたかったのだが、と思い、周りを見渡すと、古そうだけど、しかし地味な建物があった。これか、はっきり言って、全然大したこと無い。中心部といっても、あまりにぎやかではない。イメージで言うと、東京で住んでいた用賀の駅前くらいだ。そして、一日ではなく、30分でガイドブックに乗っている観光名所を見終わってしまった。やっぱり日本やアメリカって都会なんだなと実感。さて、ふと気がつくと、僕が歩くとものすごく周りの人の注目を集めているような気がした。それもそのはず、街の中に日本人どころかアジア人が一人もいないのだ。僕が昔住んでいた千葉の田舎街に突然金髪姉ちゃんが現れたらこんな感じだろうか。



見世物になっているような、ちょっとした居心地悪さを感じつつ歩行者天国になっている中心街を歩いていると、突如として雷雨が襲ってきた。ものすごい雨量だ。僕は急いで道端の傘売りに駆け寄り、傘をくれというと、言葉が全く通じない。数字すら通じない。何とか身振り手振りで傘が欲しい旨を伝えると、電卓に数字を打って見せてきた。10,000。一万!!!なんだか凄い高い気がする。頭の中でコスタリカの通貨を思い出す。1ドル=500コロンくらい。20ドル。折りたたみ傘が20ドル?高すぎる、もっと安くしろと体で訴える。8,000、7,000、と少しずつ下がるが、5,000までしか下がらない。これ以下だったら、売ってやらないというポーズをしてくる。そうこうしているうちに、雨で体がずぶ濡れになっている。仕方ないこれでダンしようと思ったが、おお何てことだ、金を両替していなかった。僕は試しに10ドル紙幣を見せてこれで売ってくれとお願いすると、あっさりといいよと言う。後で分かったのだが、コスタリカでは米ドルも普通に流通しているのだった。僕は傘を買うと、もうしばらく観光をしようと思ったが、雨が止む気配は全く無かったので、ホテルへと戻り初日の冒険を終えた。

写真:街で一番賑わうマクドナルド。。。
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by yuzukenzo | 2009-07-05 20:54 | 旅行  

コスタリカ旅行記 序章:決心

僕の持論であるが、人は二つのタイプに分けることができると思う。一人旅ができる人と、そうではない人だ。僕は明らかに後者のタイプだ。僕の場合は一人旅どころか一人でレストランに入って食事をするのも嫌だ。席につき食事を待っている間に何をすればよいのか分からないからだ。海外どころか日本ですら一人で食事を取る必要があるときは、一人で待つ心配の無いマクドナルドやコンビニに行ってしまう。相当に無理をして吉野家が限界だ。先日、奥さんと一緒にピータールーガーというステーキハウスに行ったとき、一人でモリモリとステーキを食べている日本人旅行客風の男性が居た。ああ男らしい。僕はちょっとジェラシーのような感覚を覚えた。そう、僕は一人旅に憧れているへっぴり腰なのだ。

今は夏休みだ。アメリカのビジネススクールの夏休みは4ヶ月もある。ただ休みと言っても、派遣元の会社で1ヶ月、知り合いに紹介してもらったコンサル会社で2ヶ月のインターンをして、その後は日本に帰ったり、家族でちょっぴり旅行したりという予定なので、一人旅をする時間的余裕は無い。そもそも家族がいる身なので一人旅は土台無理な話なのだろう。派遣元の会社でインターンをしている際、同じく留学中でインターン中の同僚から、インターン終了後にアイルランドに一人旅をするという話を聞いた。奥さんと小さな子供が二人いるじゃないか!と問い詰めたが、家族は日本にいるので、アイルランドに旅行した後、家族の待つ日本に帰国する予定という。奥さんからは、一生で一度の我侭ということで許してもらったとのこと。「ふーん、良かったね」と言いつつ、僕の頬は羨ましくてヒクヒクしていた。

ちなみに僕の家族も、娘の学校の夏休みに合わせて日本に帰国する。派遣元でのインターンが終了し、その後のコンサル会社でのインターンが始まって二週目に家族は帰国することになる。そのコンサル会社での仕事が始まって二日目、僕はコンサル会社のボスが7月最終週に一週間出張に出て不在になることを知った。そして、その間は僕もフリーになることを。そのタイミングは、家族は既に日本に帰国した後。来た、千載一遇のチャンスが!!!僕は、その日、家事手伝いをいつになく一生懸命頑張り、子供二人をいつも以上に可愛がり、そして奥さんの機嫌が良くなったところで、一人旅に行きたいと相談してみた。すると、いつもは大魔神のような奥さんが、日本帰国に浮かれているせいか、あっさりとOKしたのだ!いよいよ一人旅をするという僕の夢が実現することになった。

さて、一人旅をしても良いとは言われたものの、どこに行こうか。せっかくなので子供連れでは行きにくい場所、ずばり中南米だろう。イグアスの滝とか、マチュピチュ遺跡とか、面白そうだ。旅慣れている人ならば、航空券だけを手配して、あとは適当に現地で宿を探したりするのだろう。でも、旅慣れていない僕は、あっさりと旅行代理店に電話をしてツアーに参加したいと電話していた。後ろで、奥さんが「げえー、ださい」と言っている。いいんだ、ださくたって。僕の目的は一人旅をすることであって、危険な冒険をすることじゃない。ところが南米向けのツアーは予想外に高い。そもそもカップルや家族連れを対象にしているので、一人旅の料金がほとんど二人分と同じなのだ。「一週間くらいの期間で、中南米で、一番安いところはどこですか?」「コスタリカですね。」 そんなわけで、僕はコスタリカに一人で旅行に行くことになった。
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by yuzukenzo | 2009-07-05 20:42 | 旅行