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風邪

また風邪をひいた。毎日、うがいと手洗いをしているのに。

学校の授業も2週目が終わって、いよいよ大変になってきたし、さらに、Japan Tripの準備も大詰めを迎えているので、本当はくたばっている場合ではないのだが。。。おそらく、イタリートリップがあったことと、新学期が始まったことで、若干疲れがたまっていたのだろう。

今週は、幸いにも義母が遊びにきてくれており、子供達の面倒を見てくれているので、すごく助かっている。早く元気にならないと。

しかし、僕は本当によく風邪を引く。毎冬、平均3回くらいひく。体が弱いのか?

いやそうではない。僕は、風邪の菌が現れたときに逃げることはせずに真正面から立ち向かう体質なのだ。毎冬、平均3回の風邪菌と闘い、そして、見事にすべて勝利しているので(=風邪が治っているので)、僕の免疫は圧倒的に鍛え上げられていることだろう。風邪をひかない人(=風邪菌から逃げまくっている人)と比べると、その差は歴然としていることと思う。なお、基本的に僕は薬を一切使わない。格闘技に例えるならば、僕はすべての戦いを素手で勝利していることになる。

あと数年すると、僕の免疫は最強となり、もはや一切風邪をひかなくなる体質になると思う。そのときには、真冬のマンハッタンをTシャツ一枚で闊歩することになるだろう。
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by yuzukenzo | 2009-01-31 22:45 | NYライフ  

キャピタルマーケッツ

キャピタルマーケッツ。その名の通り、資本市場(おもに債権市場)に関するいろはを学ぶ授業だ。勉強する内容は、極めてテクニカルというかメカニカルなので、日本人にとっては比較的とっつきやすい内容。ただし、単一の解を求めるだけなので、議論の余地は無いし、そう言った観点からは退屈な内容になりがちだと思う。一般的には。

しかし、僕のとっているクラスのロシア人の教授はそれを打開するために大胆な手法を取り入れている。なんと、授業の三分の一をお気に入りのジョークを披露することに使っているのだ。講義内容への学生のリスポンスがいまいちだと思うと、『おやー、みんなどうした?元気ないな。そうか、そろそろジョークの時間だな』とか何とか言って、自慢のジョークコレクションを披露する。ジョークコレクションは教授のパソコンのフォルダにパワーポイントファイル形式で大量に保存されている。

そのジョークは、、、日本人の感覚からすると大笑いできる内容ではないが、、、これの面白みを理解できるようになれば、もっと国際的な感覚が身につくのではないか。以下、覚えているものを二つほど披露させていただこう。

1.生意気なオウム
Aさんはオウムを飼い始めた。Aさんは、そのオウムに一生懸命キレイな言葉を教えようとしているが、努力とは裏腹にそのオウムは汚い言葉ばかり覚える。Aさんはオウムの前では汚い言葉は絶対に使わないように注意したが、何ヶ月経っても、そのオウムは汚い言葉ばかりしゃべるのであった。

ある日、Aさんはついに業を煮やし、そのオウムを反省させようとして、冷凍庫の中に突っ込んだ。そして、しばらくして、オウムを冷凍庫から出してみた。すると、オウムは反省したのか、おとなしくなっている。

オウム:『ご主人さま、今まで汚い言葉ばかりしゃべって本当にすみませんでした。深く反省しております。』
主人:『よろしい。今後はキレイな言葉で話をしなさい。』
オウム:『はい、かしこまりました。ところで、一つだけ質問をしても宜しいでしょうか?』
主人:『何だね?』
オウム:『あの冷凍庫に入っている七面鳥は、一体どんな悪さをしたのでしょうか?』


2.留学生
Bさんは、アメリカに留学することになった。父親から学費や生活費をもらってきた。しかし、Bさんはアメリカの生活に慣れるにつれ、だんだんと遊びを覚え、学期の中盤で父親からもらったお金をすっかり使い果たしてしまった。そこで、Bさんは父親から追加のお金を送付してもらおうと、以下のようなウソの手紙を送った。

手紙:『お父さん、僕は元気にやっています。アメリカの研究は本当に凄いです。なんと犬に字を読む能力を身につけさせる実験があることが分かりました。そこで相談があります。そのプログラムに参加するには追加の学費が必要なのですが、ポチとお金を送ってくれませんか。』

数日後、父親からポチとお金が送られてきた。Bさんは、その資金を使って、また放蕩生活を始めた。しかし、卒業まで数ヶ月を残したある日、Bさんはまたもやお金を使い果たしてしまった。そこで、Bさんは父親に追加の資金を無心しようと以下の手紙を送った。

手紙:『お父さん、僕は元気にやっています。ポチは字を読めるようになりました。アメリカの研究は本当にすごいです。なんと、犬に字を読ませるだけではなく、言葉を話す能力を身につけさせる実験があることが分かりました。そこで相談があります。そのプログラムに参加するには追加の学費が必要なのですが、お金を送ってくれませんか。』

数日後、また父親からお金が送られてきた。Bさんは、その資金を使って、卒業までやりたい放題に遊んで暮らした。そして、帰国する日がやってきた。ポチは当然字も読めなければ、話すこともできない。Bさんはポチを撃ち殺し(!?)、さっさと帰国した。

父親、『Bよ、良く帰ってきた。そう言えば、ポチはどこだ。ポチが話すのを早く見たい。』

Bさん、『それが、、、実は帰国前日になって、ポチに「帰国するのが楽しみだね」と話しかけたんですよ。すると、ウォールストリートジャーナルを読んでいたポチがこんなことを言ったんです。「えー、またあのくそ田舎に帰るのか、冴えねえなあ。また、あの退屈な街で退屈な飼い主と暮らすかと思うと、うんざりだよ。」』

父親、『なにー!!!許せない。ポチが母さんにそんな話をしたら、母さんショックを受けるだろう。そんな犬、撃ち殺してしまえ!』

Bさん、『父さんがそういうだろうと思って、既に撃ち殺してきたよ。』


どうでしょう。。。面白いと思った方は、国際感覚が優れているかもしれません。
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by yuzukenzo | 2009-01-30 11:07 | 勉強  

神経戦

毎週水曜日はタフな一日だ。というのは、朝一番から連続して4クラス履修しているからだ。昼休みもないので、授業中におにぎりを齧りながら講義を受ける。時間にすると、朝9時から午後3時45分まで。深夜まで仕事をしている方には、これでタフと言うと怒られてしまいそうだが、仕事とは違った緊張と疲労が伴う。とくに今日はケースベースの授業が二つあるので、余計疲れるのだ。

そんなわけで4つ目の授業が終わった時点で僕はヘロヘロ。しかし、今日の僕は何となくストイックな気分であった。ということで、夕刻5時45分からのキャピタルマーケットのレビューセッションに参加してみることにした。

レビューセッションというのは、任意参加の補習クラス。前学期までに同じ授業を履修済みで教授から依頼をうけた在校生が先生となる。殆どの科目でレビューセッションがオファーされているのだが、前学期は一度も出席したことがなかった。学期も始まったばかりでクラスの内容も簡単なので、本当は参加する必要はなかったのだが、レビューセッションとはどんなものかとの興味本位もあり、様子を覗きに行ったのだ。

遅い時間スタートにも関わらず、教室に入ってみるとものすごい熱気。おお、普段の授業よりも参加者が多いくらいではないか。先生役の在校生もやる気満々で、自作のプリントまで持ってきている。出席してよかった。

しかし、クラスが始まると何だかおかしい。復習クラスのはずなのに、新しいトピックが始まっている。これでは補習ではないではないか。上級者向けのイメージなのか。だが、周りを見ると知っている生徒が一人もいないではないか。。。何かがおかしい。すると生徒の一人が質問した。『プロフェッサー!』 なに??そこでふと気がついた。これはレビューセッションではなく、別の先生のキャピタルマーケットの正規クラスではないか。キャピタルマーケットは履修人数が多いので、複数のコースがオファーされているのだ。そういえば、先生は在校生にしてはやけに偉そうだし。僕はそーっと部屋から抜け出し、部屋番号を確認してみると、僕のレビューセッションは隣の部屋であった。紛らわしい。

気を取り直し、ちょっと遅刻してレビューセッションの部屋へと行ってみると、、、なんと3人しか生徒がいない。、直感で危険を察した僕は踵を反そうとしたが、先生役の生徒の悲しそうな目と僕の目が合ってしまった・・・。逃げられない。僕はそーっと席に座った。先生役の生徒が冗談で言った。『なかなか素晴らしい出席率だね。』 乾いた笑いが起こった。

そして、おもむろにレビューセッションが始まった。『では始める前に、質問がある人?』、先生役の生徒が聞くと、一人の生徒が手を挙げた。『何もかもすべて分かりません。』。おそろしく初歩的な講義が始まった。僕は一応ファイナンス関係の仕事をしていた。あまりにも簡単すぎる。僕はいつ部屋から抜け出そうかとタイミングを探り始めた。しかし、何と言っても生徒は全部で4人だ。一人抜けたら、25%減ることになる。ちょっと気まずい。

ふと周りを見ると、質問した一人を除く残り二人もソワソワし始めた。誰が最初に抜けるか。僕を含む三人の生徒の中で互いの状況を探り始める展開となった。誰かが口火を切らなければならない。妙な緊張感が漂う中、突然、一人の生徒の携帯が鳴り始めた。すると、その生徒はその機会を捉え、荷物をさっさとまとめ、電話で話しながら退室していった。よし、僕も便乗してと思ったが、残るのは3人。先生役の生徒は、一人が退出していくのを見て、さらに悲しそうな目になっている。三人が二人になったら、33%減。さっきより気まずい。。。結局、僕はおそろしく退屈で簡単な授業を1時間半みっちりと聞いて帰宅した。
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by yuzukenzo | 2009-01-29 10:40 | 勉強  

武士は食わねど高楊枝

今日のお昼にはEthicsをテーマとしたパネルディスカッションがあったので、ランチが出るとの宣伝文句に惹かれて見学しに行ってみた。

Ethicsというと幅広いテーマであるが、ここはビジネススクールなので、会社内での倫理がディスカッションの対象。各国からの留学生がパネラーとなって、それぞれの体験談を披露し、国ごとに倫理観に違いはあるか、普遍的な倫理はありえるか、というようなことがディスカッションされた。

パネラーの話はそれなりに面白く、例えば、銀行で働いていたら顧客CFOが高級時計を贈ってきた話、とか、談合が横行するコスタリカの建設業界の話とか。
ただし、パネラーは、わざわざ皆の前に出てくるくらいなので、結局は皆正しい判断を下したと言う話ばかり。前者の場合は、結局顧客に時計を返還、その3ヶ月後に顧客企業は倒産しており、仮に時計を受け取っていたら、与信判断が歪んで損を蒙ったかもしれないという顛末だし、後者の場合は、談合に参加するのをやめたら、マーケットシェアが50%から30%に激減、でも正しいことをしたからいいのだ、という感じ。今後の教訓のためには、一人くらい誘惑に負けてしまって倫理に反する行動を取ったところ、酷い目にあったという話をする人がいたら、もっと面白かったのに。

さて、一点だけ気になったのは、普遍的なEthicsというものがあり、それが絶対善であるという前提にたったディスカッションであるように思われた点。環境問題とも共通すると思うが、あるコミュニティの倫理を他のコミュニティに押し付けることは果たして正しいことなんだろうか。深遠なテーマですな。

ところで、このイベントはランチが出るから出席した訳だが、なんと手違いでピザが違う部屋に届けられてしまったらしく、イベント開始時間にピザが届かなかった。僕は、倫理の問題よりもピザを食べることができるかどうか、それが本当に心配で心配でならず、ディスカッションにあまり集中できない。しばらくして、ようやく部屋の入り口付近にピザが登場し、係りの人がピザを皿に載せて配りはじめた。ふー、よかったと一安心していると、僕の一列前の人までピザを配り終えた時点でなぜかピザ配布がストップ。自分で入り口まで取りに行きたかったが、あいにく部屋の奥の方に座っており、わざわざ取りに行くのは恥ずかしい。なぜ途中でピザ配布を止めたんだ!!と、ふつふつと怒りが湧き上がってくるのを感じ、きれいごとばかり話すパネラー達も憎たらしく思い始め、僕の頭の中がピザで92%くらい占められたその時、いったんディスカッションは中断となり、ピザタイムとなった。

僕の場合、あれだけ腹ペコな状態になってしまうと、顧客が賄賂としてピザを差し出してきたら、迷わず受け取ってしまうだろう。もう少し倫理観を磨く必要がありそうだ。勉強になった。
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by yuzukenzo | 2009-01-28 05:37 | コロンビアビジネススクール  

People

今学期の月曜日の授業は午後だけ。ということで、朝は娘を幼稚園へと連れて行った。

その道すがら、娘がこんなことを言い出した。
『なんで私のうちはピーポーなの?』

ピーポー?はて。救急車や消防車のことか。いや、我が家は救急車や消防車を呼んだことはない。はっ、まさか、Peopleのことか。ネイティブ発音なので、ピープルがピーポーになっているのか。確かに我が家の4人はみんなピープルだ。

念のため意味を確認した。
僕、『ピーポーってどういう意味』
娘、『お金が無いことだよ』

・・・どうやら、貧乏のことらしい。オモチャを買ってあげないときに、うちはお金がないから、貧乏だから、と説明した気がする。すまん、お父さんがアメリカに勉強しにきたのでお金が無いんだよ。。。
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by yuzukenzo | 2009-01-26 23:09 | 家族  

Why Columbia:本音

続いて、僕のWhy Columbia(本音)について。

まず一般論になるが、ビジネススクールの出願エッセイの中では、説得力のあるWhy MBAとCareer Goalが合否の鍵を握るが、それに並び重要なのはWhy 〇〇School、つまり数あるビジネススクールの中で何故その出願校を志望するかという理由付けが重要である。特にトップ校は合格者の入学率を重視するため、受験生は志望度の高さを示す必要があり、それがWhy 〇〇スクールである。

そして、僕自身、エッセイを書く上で最も苦労したのが、このWhy 〇〇スクールであった。というのは、トップ校ともなればどこのプログラムも素晴らしいように思われ、アカデミックの観点からは決定的な差は無いように感じたからだ。また、課外活動だってどこの学校も活発であるように見えたし、どこの学校もチームワークを強調している。また、実際の企業等を相手にしたコンサルプロジェクト等も殆どの学校のプログラムに組み込まれている。説明会等で卒業生や在校生の方にお会いしても、どの学校の方も魅力的な方ばかり。(そもそも仕事が忙しい中で受験生に協力してくれるような方は、愛校心に満ちた素晴らしい人ばかりなので、学校ごとの大きな違いは感じなかった。) 

ということで、結局は、堅苦しい理由は抜きにして、何となく楽しそうな学校を選べばよいのだと思う。しかし、エッセイにはそれっぽい理由を書かないといけない。学校のホームページ、在校生のブログ、学校紹介の市販本、説明会等を参考に各学校ごとの理由をひねり出したのを思い出す。エッセイに関する僕なりの結論としては、エッセイの中で『それなりに時間をかけてあなたの学校のことを調べましたよー』、という雰囲気が出れば、Why 〇〇Schoolだけで落とされることはないのかなという印象。

では僕のWhy Columbiaの本音。
ランキングが高いことも理由の一つであったが、それ以外では、NYに立地していることが非常に大きな理由となった。もっと具体的に言うと、、、
- 家族の希望。奥さんが都会以外には行きたくないと強く主張。
- 西海岸は既に一度住んだことがあるので、今度は西海岸以外が良かった。
- 僕が食いしん坊。和食・中華・イタリアン等、様々な食事が食べられる場所が良い。毎日ハンバーガーとサンドイッチてのはちょっとね。。。
- セントラルパークを家族で散歩したい。
- 友達に遊びに来て欲しい。NYであれば出張のついで等で会える機会も多そうだし。
- そして、NYって、何となく格好よい。

僕の場合、こんなもんなんです。でも、楽しそうでしょ?


では、NYアドバンテッジを最大に活かした今日(日曜日)の過ごし方。

お昼過ぎから、家族でセントラルパークを散歩。夏は緑でいっぱい、秋は紅葉、そして、冬は葉っぱがみんな落ちてしまい、こんな寂しい感じになる。四季をくっきりと感じることができる。
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そのまま、セントラルパーク内のスケートリンクまで散歩。これはそのリンクの側で撮影。背景に見えるのはミッドタウンの摩天楼。
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その後、ミッドタウンに出て、FAOシュワルツ(世界最大のおもちゃ屋)を覗いた後、五番街をぶらぶらと散歩。その後、日本人のオアシスこと紀伊国屋でノンビリ立ち読み。街を歩いていると、先日清算が発表されたCircuit Cityが閉店セールをやっていた。不況ですなあ。
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最後に牛角で久しぶりに焼き肉。いやあ楽しいなあ。NYに来てよかったなあ。明日からまた勉強頑張ろうっと。
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by yuzukenzo | 2009-01-26 11:49 | コロンビアビジネススクール  

Why MBA:本音

ビジネススクールに来て半年弱が経過。そもそもビジネススクール挑戦を志した時に始まり、その後の受験プロセスを通じてMBAの意義について考察する機会は多かったし、また学校が始まってからも、常に頭のどこかでMBAって意味があるかなあ、と考えてきた。

というのは、僕の場合はそもそもの動機が不純であったからだ。

そもそもの動機:
- MBAホルダーという響きが格好よい
- 仕事しないで済む
- 外国に住める
- 英語を学べる

以上だ。もちろん、スポンサーシップを得るための社内選考や受験願書内では、MBA取得と齟齬の無いようなキャリアゴールを捻り出したし、それを実現するためにはMBAが必須だという理由付けもそれなりに考えたが、はっきり言って全然本心ではない。厳しい受験プロセスの間も、そして実際に入学した今も、上記の4つの動機は変わらない。我ながら、軸がしっかりしている。

ということで、僕のように肩の力が思いっきり抜けていると、(英語の問題だけではなく、)志の高い同級生と話が合わないこともある。日本人在校生を見ても、バックグラウンドも能力も将来の目標もスーパー凄い人ばかりなので、『楽しくのんびり』がモットーの凡人サラリーマンの僕は、はっきり言ってちょっと気圧されることも多い。(逆に、僕は周りの人からエナジーに欠ける人だと思われているだろう。)

そんな僕ではあるが、半年が経過した今、それでもやはり留学してきたよかったなあとつくづく感じている。

特に強調したいのは、自分の時間をたくさん持てるということだ。大学を卒業した後、社会人数年~十数年やって、つまり自分の時間が制約される生活を経験し、その後再び自由な時間を持てるということは何にも代え難い価値がある。留学でもしない限り、1~2年間仕事から離れることの社会的なペナルティは極めて大きいだろう。しかし、MBA留学の場合にはペナルティを受けるどころか、評価してもらえる場合すらあるのだ。

MBAの価値に関しては、キャリアロスになるだとか、(私費の場合には)その金銭的コストが大きすぎるだとか、そういう意見も多いだろう。僕はそれを否定しない。たしかに、MBAに行くことが必ずしもキャリアアップに繋がるかどうか分からないし、(既に良い仕事についているのであれば)キャッシュフローの最大化に繋がるかどうかも疑問だ。現在の経済環境を考えると尚更だ。しかし、必ずしもプラスにならない一方で、それほど大きなマイナスにならないのも事実だと思う。であれば、2年間という好きな時間を手に入れられることの意味は極めて大きいと思うのだ。

そして、(ビジネスのフィールドで)将来大きな目標を持っている人にとっては、ビジネススクールがさらに大きな価値を持つことは言うまでも無い。

ということで、何が言いたいかというと、将来明確なキャリアゴールを持っている人はもちろん、僕のようにそうじゃない人にとっても、ビジネススクールは人生のオプションとして考える価値が極めて高い、そして、ビジネススクールを目指す上で大志は必ずしも必要ないということです。

<こんなことを書いた背景>
コロンビアMBAは9月と1月入学の2制度がある。このたび、1月生が入学してきたが、何と日本人がゼロであった!!(例年は5人程度入学する。)アドミッションによれば、世界で唯一日本人の受験生のみが減少したとのこと。
あー、もったいない。こんなに素晴らしい人生のオプション、そうそう世の中に転がっていませんよ。
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by yuzukenzo | 2009-01-26 02:56 | コロンビアビジネススクール  

禁酒

新学期が始まった、、、ということで、再び禁酒をしようと思う。先学期は、特に最初の方が結構大変で自然とお酒を飲んでいるヒマはなくなり、禁酒状態となった。すると、毎朝の目覚めが格段にさわやか。

ところが、12月中旬に冬休みに入ると、パーティーやら飲み会やらが多くあり、そして、何よりも毎日ヒマだったのでお酒を飲む機会が多くなっていた。さらにクリスマス・お正月・旅行等でご馳走を食べる機会も多かった一方で、睡眠時間が増加し、頭脳は全く使わず、また運動もしなかったため、1ヶ月で体重が2キロ増加。

以下が今学期の飲酒ルール。
平日:飲まない
ただし、木曜日のハッピーアワー(学校全体の飲み会)時は、英語耐性強化の観点から特別に飲酒可とする
週末:飲まない

例外:
- ハッピーアワーに限らず、英語ディナー時は飲酒可。
- 日本語ディナー・パーティー時であっても、自分以外の参加者の過半数が飲酒している場合は飲酒可。
- 中間試験終了直後は飲酒可。
- 遠方より友人が来た場合等は飲酒可。
- 飲んでも翌日にお酒が残らないと確信できる場合は飲酒可。

いやあ、我ながら厳しいルールを設定したもんだ。

写真1:父親の禁酒を知り、ショックを受けた息子。『何だよ、せっかく一緒に酒を酌み交わせると思っていたのに。』

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写真2:ディズニープリンセスの衣装を欲しがるも買ってもらえず、ついに自作のドレスを身に纏い始めた娘。毎日この格好で就寝。

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by yuzukenzo | 2009-01-24 23:00 | NYライフ  

二日目

不思議なものだ。長期休暇明けの初日はすごーく嫌なのに、初日を終えるとすっかり元に戻って、二日目からは元気に登校できる。

さて、今日は今学期取得の残りの二科目について。

Capital Markets and Investment:
債権を中心に資本市場について学ぶ。コア科目(必修)ではないが、ファイナンス系の選択科目を履修するためにはこの授業をとる必要があり、事実上、必修科目となっている。具体的な学習内容としては、債権のプライシング、ポートフォリオ理論、デリバティブ等が中心になる模様。広く浅くといった印象であるが、自分の資本市場に関する知識のリフレッシュ&深堀りの機会として、しっかり勉強したいところ。

教授はロシア人でかなり訛りのある英語。コロンビアに来て思ったことは、英語ノンネイティブの教授の多さには驚かされる。僕の出身大学には日本人教授しかいなかった。アメリカの懐の広さを感じるとともに、コンテンツがしっかりしていれば、英語ネイティブでなくても、耳を傾けてもらえるのだなあと少し複雑な気持ち。(つまり、僕がアメリカ人に食い込めないのは、英語力だけではなく、コンテンツの問題ではないかと。。。)

さて、この教授、英語力は別にしても、かなり変わりもん。いきなり、一人の生徒にコールドコールをして、『ロシアンジョークを一つ言え』と言ったり、パワポを10枚くらい駆使した自作のジョークを披露したり。やはりアメリカの大学の懐は広いと言わざるを得ない。

Global Economic Environment:
マクロ経済学。半タームの授業。勉強内容的には、おそらく大学時の教科書をさらっと一回読み直しておけば充分だと思うが、理論の勉強だけではなく、現実の経済事象をマクロ経済学の観点から考えるというアプローチやアルゼンチンのハイパーインフレに関するケーススタディもあるようであり、内容的には面白そう。

ただし、教授はやや圧迫的。若い兄ちゃん。目つきが悪く声のトーンが低い。威圧オーラを発している。生徒をコールドコールしまくりで、その声が小さいと、『はーん?聞こえねえんだよう。教室中に聞こえるように大きな声で言えや』と、威嚇する。マクロ経済学は、その性質上、日本に関する話題が頻出する恐れあり。僕は来週からモンゴルから来た留学生ということにしようかと思っている。
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by yuzukenzo | 2009-01-23 22:24 | 勉強  

ビジネススクール再開初日

とうとうビジネススクール再開だ。初日から非常にタフで、朝一番から休憩無しで4クラス連続で受講。今日のクラスは以下の通り。

Supply Chain Management(2コマ連続):
始めての選択科目。二年生や他のクラスターの生徒と一緒に授業をとるのは始めてなので、いつもと違った雰囲気。別に意図したわけではないが、授業に行って見たら、日本人が4人も居てビックリした。(他の日本人と一緒の授業をとるのは始めて。)
テーマはその名前の通り、サプライチェーンについて学ぶ。先学期のコア科目オペレーションで少し齧ったが消化不良であったことと、ビッディングのポイントが低かったこと、そして、先生が面白いという評判だったので、取ることにしたもの。
ひょうきんなインド人の先生。かなり訛りの強い英語を話すが、訛りがあっても無くても、どうせ全部は聞き取れないので、あまり影響はない。

Managing Marketing Program:
コア科目。先学期のマーケティングの続き。先学期の先生は超攻撃的な兄ちゃんであったが、今度の先生は落ち着いたおっさんという感じ。正直、先学期のマーケティングはあまり面白くなかったが、今日の説明を聞く限り、今学期の内容の方が面白そう。今日は新商品のマーケティングに関する考え方を学んだ。

Decision Model:
コア科目。エクセルモデルを駆使して、複数の変数がある場合の最適解を求めたり、シミュレーションを行ったりするみたい。まだ良く分からん。授業開始3分で、エクセル・数学が苦手なジャーナリストのクラスメートの一人は諦めて、瞑想していた。

先学期までは、コーポレートファイナンスと会計=仕事の関係で勉強不要な科目、リーダーシップ=そもそも勉強すること自体が不可能な科目、があったが、今学期はすべてガチンコで勉強しないといけない。ちょっと大変そうだ。


今日の学び:
Dellのビジネスモデル
- Do as few things as possible.
Dellのサプライヤーに対する考え
- As far as you are the best supplier, you are a partner.

いやあ、深いですなあ。


昨日まではクヨクヨしていたが授業が始まってみると、一気に先学期までの感覚が戻ってきて、戦闘態勢に入った感覚。今学期もバリバリやりまっせー。
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by yuzukenzo | 2009-01-22 11:24 | 勉強