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ハロウィン

ハロウィン、日本では誰も気にしていない。しかし、こっちではビッグイベントだ。

本当はハロウィンは10月31日だけど、ビジネススクールは金曜日は基本的には休みなので、10月30日(木)の今日、ハロウィンパーティーがあった。そして、そのメインイベントは、1年生のクラスター別のスキット(簡単なショー)であった。

我がクラスターGも、1週間前から入念な準備を重ねてハロウィンパーティーに臨んだ。アメリカ人は基本的に日本人よりも遥かにノリが良いので、みんな真剣だ。内容は、内輪ネタなのでここに書くのは割愛するが、僕のラーニングチームメンバーでもあるRobbのリードのもと、ダンスあり歌ありギャグありの結構凝ったネタを準備していた。

自慢じゃないが、僕は英語だけじゃなく、ダンスも苦手だ。と言うことで、昨日まではクラスターのメンバーが準備をするのを傍観していた。今日は最終リハーサルを行うということで、その様子を見学しにいったら、『ヘイ、もちろん、今日のスキットに参加するよね!』と質問され、反射的に、Sureと返事をしていた。僕は英語で質問されると、仮に何を聞かれているか分からなくても、OKかSureしか言わない傾向がある。。。返事をした直後にしまったと思ったが、日本男児として一度言ったからには後に引けない。これまで僕は全くダンスの練習をしてなかったので、ショーの進行に合わせて、様々な言葉が書いてあるボードを掲げる役を引き受けることになった。

しかし、練習を始めて、すぐに僕は猛烈に後悔をすることになった。ショー全体を通じて音楽とセリフを大音量で流すのだが、リズム感も無ければ、何をセリフで言っているのかも聞き取れない僕はボードを掲げるタイミングが分からない。クラスターのメンバーが真剣ながらも楽しんでいる中、僕は『ここでミスったら、クラスターのメンバーから村八分にされる』と思い、異常なまでの緊張感に包まれていた。しかし、これを火事場のくそ力と言うのだろう。僕は自分の集中力がいつになく研ぎ澄まされているのを感じていた。練習を重ねる中、ついにボードを掲げるタイミングをマスターすることに成功した。決して、突然リズム感が良くなったり、セリフが聞こえるようになったわけではない。ショーを通じて舞台に出ているRobbの一挙手一投足をすべて暗記し、Robbが三回クルクル回ったら最初のボードを上げる、Robbがダンスを始めたら二番目のボードを上げる、Robbが酔っ払いのフリを始めたら三番目のボードを上げる、そんな感じで、すべてRobbの動きに合わせて自分のタイミングを覚えたのだ。そんなわけで、それなりに自信を持って本番をむかえることになった。

ところが、、、本番で思ってもいない事態が待ち受けていた。もともとはボードを上げる係りのメンバーは、ステージの後ろに立っている予定だったが、何とステージが想定外に小さかったため、ボード係りはステージから降りて前に立つことになったのだ。そう、前に立つので、頼りのRobbを見ることができない。僕がパニックに陥る中、大歓声の中でショーが始まってしまった。しかし、ここで僕は更なる進化を遂げた。そう、僕はここで思い出したのだ。僕がボードを持ち上げる順番は、常に隣のNickyがボードが上げた直後だ。Robbが使えない今となっては、Nickyに注目しよう。。。おや、Nickyの様子がおかしい。そうなのだ、何と、僕と同じくInternational StudentのNickyも、ダンスの様子が見えない前に立たされてボードを揚げるタイミングが分からないみたいなのだ。僕は覚悟を決めた。適当にやろう。そして、それで失敗したら、荷物を纏めて日本に帰ろう。結局、リズムもタイミングも滅茶苦茶で狂ったように僕はボードを上げ下げしていた。

そしてショーが終わった。誰かに怒られるかなと思っていたら、みんな凄く満足そうだ。良かった。誰もボードのことなんて気にしていない。『Hey, Good job, man』とか言って、抱きついてくる。皆、胸毛ボーボーなので暑苦しい。だけど、僕は怒られなかったことに物凄く安堵し、皆と熱い握手を交わしていた。

結局我がクラスターは全体で二位の成績を収めた!いやー、このひねくれ者の僕もちょっと嬉しかったなあー。
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by yuzukenzo | 2008-10-31 14:31 | NYライフ  

Marketing Strategy (3)

しつこいようですが、またMarketingについて。
実は今日の授業はいつもケースをベースとした授業ではなく、事前にクラスターのメンバー全員が、消費者心理に関する簡単なクイズに答えて、クラスではその結果を見ながら、消費者の非合理的なBehaviorについて考察を加えるという内容だった。

授業の内容自体は極めて興味深いものだった。心理学的なアプローチが中心で、僕にとっては新しいトピックばかり。特に新鮮だったのは、人は、自分の常識を世の中の常識と考え過ぎる傾向があるというテーマ。例えば、アメリカで消費されるビールの内、輸入ビールの割合は?というクイズ。普段、輸入ビールをよく飲む人は、例えば50%というような回答をする人もいた。かくいう僕も30%程度と回答していた。しかし、実際の輸入ビールのシェアは9.5%だけ。国内産ビールが圧倒的なシェアを占めているのだ。マーケティング戦略を練る際に、自分の常識に頼りすぎるととんでもない間違いをしてしまいますよ、ってこと。

ただ、その対応策として、よくデータを調べることという何のヒネリもない説明があり、そのままじゃんと思った。しかし、前の職場の上司の中には、野生の感でとんでもなく的外れな戦略を打ち出す人が沢山いたのを思い出すと、当たり前のような対応策だけど、よーく自分の肝にも命じておかないといけないなとも思ったりした。

、、、とここまでは、授業の内容の説明だが、このブログの読者には、こんな内容より僕が苦しんで悶絶する話の方が好きな人が多いような気がする。実は、今日はケースベースではなく、レクチャー中心だったので若干リラックスしていたのだ。さすがの僕もいつも困ってばかりって訳ではないのだ。苦労話は来週までお待ちください。そう言えば、今日はギャグも入れていないな。。。そんなに毎日毎日ギャグも思いつきません。
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by yuzukenzo | 2008-10-30 06:48 | 勉強  

リーダーシップ

人生30年以上が経過したが、僕は、真の意味でリーダーシップをとったことが一度も無い。それは学校・職場・家庭すべてでそうだ。前の職場等で、職責上、どうしてもチームやプロジェクトをリードしないといけない局面はあったし、そのようなケースでは怒られない程度にそれなりに対応したが、しかし、それはリーダーシップではない。それらは単にリーダーの役割をやっただけであって、決してリーダーシップを発揮したわけではない。なぜか。それは、ブログの題名の通りだ。そう、へっぴり腰だからだ。まあ、少しずつ改善していこうと思っているけど。。。

と、いきなり、低いテンションでブログを書き始めたのには訳がある。今学期は必修科目の一つとして、『リーダーシップ・ディベロップメント』というクラスがあり、本日その二回目の授業があったのだ。授業の題名からして、「この世に生まれたからには、リーダーたれ!」というような、暑苦しい精神論の授業かと思っていたら違った。心理学や行動学、社会学的なアプローチから、チームや組織をリードする上での基本的な考え方を学ぶらしい。教授は愉快な人だし、まずまず面白そうな授業だ。

今日も色々な理論や考え方を学んだが、その中の一つのConfirmation Biasという考え方が面白かった。これは、一般的に人は自分の仮説・考えにとってSupportiveな情報や証拠ばかりを無意識に確認・収集しようとする傾向があるという考え方だ。(つまり、良いリーダーになるためには、偏った情報ばかりを見て謝った決断を下すリスクを避けるために、自分の仮説・考えを常に疑わないといけないというのがメッセージ、かな。) 

さてさて、実は、我が家庭のボス(僕じゃありません)に、この傾向が強く見られるのだ。例えば、「〇〇さん家の旦那さんは、仕事がすごく大変なのに、毎週末早起きして、家族をドライブに連れて行く」とか、「〇〇さん家の旦那さんは、家族の誕生日になると、お花やケーキを準備し、盛大に祝ってくれる」とか、そのような情報を積極的に収集し、この僕に物凄いプレッシャーをかけてくる。しかし、僕の前の職場には、平日は仕事が忙しいので週末は寝てばっかり、とか、クリスマスに徹夜でマージャンをしたり、とか、過去5年ほど奥さんの誕生日を祝っていないとか、そんな人ばっかり居たような気がする。それに比べれば僕はマシだと思っていたが、、、あっ、もしかして、僕のこの情報もConfirmation Biasがかかっているのかも。(→ 自分はマシだということを立証する証拠ばかりを集めている。。。)
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by yuzukenzo | 2008-10-29 11:33 | 勉強  

Marketing Strategy (2)

鬼門のMarketing Strategyがやってきた。

このブログを書いているということは、とりあえず殉職はしなかったということだ。
しかし、結局授業ではまったく発言できなかった。そして、コールドコールも受けなかった。自発的にせよ、強制的にせよ、まだ発言していないのはクラスでおそらく僕だけだろう。

本日の授業中に人生マックスの(ぬか)喜び、怒り、そして挫折感を味わったのだった。
何が起きたか説明しよう。今回のケースはAmerican Airlineが1981年に導入したValue Pricingという新価格戦略について考察を加えるという内容だ。授業に備えて、僕は土曜日・日曜日と気が狂うくらい勉強をした。「遊んでー遊んでー」と泣き叫ぶ子供を完全に無視し、マクドナルドを食べさせてからやや不機嫌な奥さんも無視し、勉強に没頭した。課題のケースを繰り返し読み、想定されるありとあらゆる計算・シミュレーションをして、考察を加えた。正直言って、仕事をやっていたときよりも一生懸命取り組んだ。必死にやれば何とかなるもんだ。昨晩遅く、ついにケースのメインポイントを理解したことを確信した!自分に「お前はやればできる子だ、できる子だ」といい聞かせてから、ベッドに入った。

授業が始まった。相変わらず教授の話すスピードは速い。しかし、入念に準備したせいか、前回よりは内容が分かる。授業の流れを見つつ、僕は虎視眈々と自分の発言する機会を探っていた。実は、僕は教授が聞くであろう質問を事前に想定し、自分の発言原稿を準備していた。しかも、先に他の生徒が答えてしまっても大丈夫なように、三つも準備していたのだ。我ながらなんて勤勉なんだ。

そして、その瞬間がやってきた。教授がずばり想定通りの質問をクラスに呼びかけたのだ。その瞬間、僕は勝利を確信し、脳みその中をアドレナリンが駆け巡るのを感じた。しかし、その興奮は内心に隠しつつ、ゆっくり威風堂々と手を挙げた。ところがだ、教授は僕の方を見ておらず、違うクラスメートを当てた。オーケーオーケー。想定範囲内。僕にはまだ余裕がある。だって、答えを三つ準備しているもん。万が一、このクラスメートが僕と同じ答えを行ってしまっても、まだ二つある。

ちょっと話がそれるが、どのような場合に精神的なダメージは大きくなるのだろうか。僕は、今でも中学二年生のときの出来事を覚えている。当時ドラクエⅣというファミコンの人気ゲームが発売されたのだが、用意周到な僕は6ヶ月前から近所のおもちゃ屋さんでしっかりと予約していた。世間ではこのゲームを買うために、発売日の前日からおもちゃ屋さんに並んでいる人がいるとかで大騒ぎしていた。僕はそれを鼻で笑い、発売当日にそのおもちゃ屋さんへと自転車を走らせた。が、なんと6ヶ月の間に店が潰れていた。。。僕は店の前で自転車にまたがったまま、自分の目が信じられずに呆然と立ち尽くすだけだった。この出来事は僕の心に強いトラウマとして残っている。喜びから悲しみ、その落差が大きければ大きいほど、精神的なダメージは大きくなる。

さて、話を戻そう。そのクラスメートが、やや自信なさそうに発言し始めた。「考えられる狙いは、たくさんあると思います。一つには・・・。二つには・・・。三つには・・・。」 最初は余裕で構えていた僕は、自分の耳を疑った。こいつはなんと、僕が準備していた答えすべてを含むロングスピーチをしやがったのだ。こいつ、なにしやがる!!(怒) ぐおー、なんてことだ。その後のことはあまり覚えていない。発言するネタをすべて失った僕は、コールドコールへの恐怖のあまり草食動物のように首を引っ込めて、ガタガタ震えているうちに授業は終わっていた。

ああ、また次の水曜日にこの授業がある。。。どうすれば良いんだ。今度こそ間違いなくコールドコールをくらいそうな気がする。

放課後、放心状態ではあったが、クラスメートに頼まれ、コーポレートファイナンスの簡単な計算問題を教えてあげた。さっき僕の準備した答えをすべて発言した奴も教えてくれー、と聞きにきた。わざと間違った答えを教えようかと思ったが、それをググッとこらえて、丁寧に教えてあげた。ああ、僕も大人になってきた。MBAで英語もマーケティングも学んでいないけど、少しだけ大人になった。

今晩、僕は枕をぬらすことだろう。
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by yuzukenzo | 2008-10-28 08:40 | 勉強  

バーガー

今日はお買い物とお勉強の一日。

お昼前に自宅を出発し、どこかで昼食を食べてから、ZABAR'S等でお買い物をして帰ってこようということになった。なお、ZABAR'Sというのは、NYマンハッタンでは有名な食材やキッチン関係グッズのストア。日本でも、プチセレブ系の奥さん達は皆知っているらしい。「わたくしの、このエコバッグちゃんはZABAR'Sで買ったものざーますよ、おほほほほ」なんて感じなんだろう。マンハッタンの生活環境に対して、文句ばっかり言っている奥さんも、ZABAR'Sに行くときはいつも嬉しそうな顔になる。

前々から奥さんがミッドタウンのホテル内にあるNY No1という評判のバーガーを食べに行きたいと言っていたのを思い出した。しかし、子供二人連れてミッドタウンまで行くのはちょっと億劫だったので、代わりにNYで一番有名なバーガー屋に連れて行くことにした。そう、マクドナルド。アメリカに来て4ヶ月が経過するが、まだ、これで3回目だ。マクドナルドとは言え、アンガスビーフバーガーというメニューがあり、これは日本のメガマックと同じくらいのボリュームがある巨大バーガー。奥さんにも自信を持って薦めたが、なぜかマックに行くと宣言したときから不機嫌そうにしており、バーガーは食べずに、マックナゲット4個入りを食べていた。ところで、ナゲットは、4個入りが$1なのに、10個入りは$4ちょっと。この値段設定で、10個入りを頼む人は存在するのだろうか。さらに20個入りという、明らかに量が多すぎるメニューも存在する。さすがアメリカだ。風邪から復活した娘はチーズバーガーを食べていたが、そのチーズバーガーのマズそうなことと言ったら無い。だって、パンからチーズと肉が50%くらいはみ出ている。うーん、マックは明らかに日本の勝ちだな。

その後、アッパーウェストでちょこちょこっとお買い物。奥さんはお目当てのZABAR'Sの秤(はかり)が買えたみたいで機嫌も良くなった。やれやれ。

さて、日曜日の夕刻になり、明日のMarketing Strategyの授業のことを考えると、若干憂鬱になってきた。ついに勝負の時がやってきた。生還か殉職か。それとも逃亡か。明日の報告をお楽しみに!
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by yuzukenzo | 2008-10-27 08:08 | NYライフ  

ジャパントリップ

僕は、Japan Business Association(JBA)という日本人学生の団体に所属しているが、そのJBAメンバーが中心となり、来春にビジネススクールの学生数十名を引き連れた日本旅行を計画している。JBAの恒例行事であり、また最大のプロジェクトであると思う。ビジネススクールでは各種のスタディトリップが実施されているが、ジャパントリップは最も人気があるトリップである。

昨日は、朝から夕方まで、他のメンバーとともに、ジャパントリップ関連のミーティングや作業をこなした。僕は、仕事をしていたときに、極めて封建的な社風の中で、社内旅行だのゴルフコンペだのクリスマスパーティだの散々幹事をやらされたせいで、このような仕事はもうコリゴリだと思っていたが、アメリカ人を日本に連れていくというこのプロジェクトはちょっと楽しみだ。強権的な上司の命令ではなく、仲の良い同級生と色々と相談しつつプロジェクトを作り上げていく過程も楽しいが、実は、一番の楽しみは違うところにある。その楽しみとは、、、、日本の異文化の中で立ち往生しているアメリカ人を見て、内心では「ぷぷっ、ださー」と思いつつ、颯爽と流暢な日本語を駆使して困っているアメリカ人を助けてあげる、その瞬間を思い描いただけで興奮するのだ。そうなのだ、このビジネススクールで散々苦労して弱っている僕がリベンジをする最大の機会というわけだ。このようなモチベーションでこれに携わっている人はそんなにいないだろう。ふっふっふ。我ながらスモールな発想だなあと思うが、人それぞれの楽しみ方があるということだ。

というわけで、入念に旅行を計画すればするほど、アメリカ人が日本で立ち往生するリスクが減るので、本当は超適当に計画し、アメリカ人を厳しい日本の現実に放り込む(そして、現地で僕が活躍する機会を増やす)、これが僕の理想なのだ。そんなことメンバーに言えるわけないが。。。
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by yuzukenzo | 2008-10-26 11:06 | 旅行  

好転

奥さんから、ブログが暗いと指摘された。

そんなバカなと思い、読み返してみると、確かに、英語ができないとか、風邪引いたとか、情け無い話ばかりだ。コロンビアの受験を考えてくださっている方が、このブログをご覧になったら、確実に受験意欲を削いでしまう。。。もっと、アントレプレナーシップだとか、ウォールストリートだとか、最新の金融理論だとか、ディベートで外人を言い負かして日本人の誇りを見せたとか、何だかよく分からないけど凄いイベントを主催して外人1,000人を呼んだだとか、そんな話を書かないといけないのではないか。。。

うーーーん、確実に無理だ。僕は無理をしないことをモットーにしているので、奥さんの指摘はあっさりと忘れることにし、これまで通り、くだらないブログを続けることにした。ただし、もう少し明るい話を書こう。なお、万が一、コロンビア受験生の方でこのブログを見て頂いている方がいたら、僕は特例だと思ってください。

ということで明るい話題一号。このブログのせいで、多数の方に家族の健康に関して、大変ご心配をおかけしてしまった。その娘だが、いきなり今日から超元気になった。本当にいきなりだ。薬が効いたのか、風邪を引いて1週間が経過したので自然に治癒したのか、昨日まで元気が無いフリをしていたのか、何なのか分からない。ただ、とにかく元気になった。昨日まで死にそうな顔をしていたくせに、今日はトム&ジェリーの素晴らしさについて熱く語っている。
すごくホッとした。と同時に、うるさくて家で勉強をするのが不可能になった。一つ悩みが解決すると新しい悩みが生まれる。人生モグラ叩き、素晴らしい格言まで思いついてしまった。

ご心配して頂いた皆様、本当に有難うございました。
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by yuzukenzo | 2008-10-25 11:03 | NYライフ  

薬局

スランプだ。
①新学期が始まって、かなり勉強が大変そう。(特にMarketing Strategy)
②家族の風邪がなかなか良くならない。
③英語が全然上手くならない。

以上の三つが、僕の心にズーンとのしかかっている。①と③はすぐに解決できる問題ではないと理解しているが、②の家族の風邪が予想以上に長引いているのには参った。
昨日はクラスターのディナーがあり、相変わらず英語が分からないので、ただニヤニヤして(内心は号泣)、同席していたところ、奥さんからパニック気味で娘が死にそうという電話があった。慌ててディナーを失礼し、自宅に駆けつけたところ、死にそうということは無かったが、やはり娘の具合はかなり悪そう。今朝は午前の授業を半分サボり、子供を病院へと連れて行った。

診察結果としては、心配していたような深刻な病気ではないようでとりあえず一安心。処方箋をもらって帰った。午後の授業が終わって、処方箋の薬と先生お勧めの市販薬を購入すべく、ドラッグストアに行ったところ、市販薬の種類が多くて、どれがどれだかさっぱり分からない。店内に店員が一人も歩いておらず、処方箋の窓口の人に教えてくれと聞いても、「市販薬は私の担当じゃない」と非常につれない。店員の態度に対し僕の怒りが爆発し、その店員を大声で怒鳴りつけ、、、、ということは僕の性格には合わないので止め、「OK Thank you」と口で言いつつ、「こんな店に二度と来るか」と内心でそっとつぶやき、違う薬局へと向かった。

次の薬局でも探している薬が見つからなかったので、店員を捕まえて、探している薬のメモを見せて、探してくれとお願いしたところ、何と大人用の薬を渡してきやがった。メモには思いっきりfor childrenと書いてあるのに。子供用を捜していると再度伝えたところ、その店員はもう一度ゴソゴソ探していたが見つからなかったらしく、もう一度同じ薬を手渡してきて、子供なら量を減らせば大丈夫と言い残し、立ち去っていった。薬の説明を見ると12歳以下の子供には絶対使用するなと書いてあった。。。

二度と来ないと誓ったばかりであったが、最初の店に戻って、結局自分で探しまくってようやく薬を見つけた。こんだけ苦労して手に入れた薬だ。この薬が効いて子供が元気になるのを祈るばかりだ。
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by yuzukenzo | 2008-10-24 06:34 | NYライフ  

Marketing Strategy

前にも書いたかもしれないが、僕はすぐにへこたれる傾向がある。
しかし、今日から始まったMarketing Strategyのクラス後、僕は渡米後で最大級に落ち込んだ。

昨日もちょっと書いたが、この教授は凄く厳しく有名だ。生徒に対し、授業に臨むにあたって、完璧に準備した上で参加することを要求している。また、授業への遅刻は厳禁、授業中にトイレに行くのも厳禁、授業中は携帯・ブラックベリー等の電源を切るのも当然。このように書くと、何を当たり前のことを言っているのだと感じる方も多いと思うが、いくらビジネススクールとは言え、やはり学校なので、実際のビジネスワールドと比べると雰囲気はやや弛んでいる。しかし、この教授は、一切の妥協を許さず、仮に上記のルールを違反した場合には、1回目はグレード(成績)を一段階落とし、2回目は単位を与えないと言う。

ただ、僕がへこたれたのは、こんなルールに関してではない。勤勉日本人の典型的なタイプである僕は、授業に遅刻をしたことは一度も無いし、授業中にトイレに行ったこともない。授業中にブラックベリーをチェックすることはたまにあるけど、別に1時間半ガマンできないわけではない。毎回授業の準備も、クラスの誰よりも一生懸命やっていると思う。

じゃあ、何故へこたれたのか。端的に言えば、教授が話すスピードが速すぎて何を言っているのか分からない+コールドコールが物凄く多いこと、に尽きる。コールドコールと言うのは、要するに教授が特定の生徒を事前の予告無しで名指しであてること。通常は、教授が、例えば「さて、この企業の製品はどこがすぐれているのか、分かる人?」ってな感じで、クラスに呼びかけて、それに対し、手を上げた人だけが指される。前学期で履修していたStrategy Formulationもクラスディスカッションが多かったが、コールドコールはなく、分からなければ黙っていれば良かった。しかし、この教授はその甘えを許さない。手を上げている人が居ても、「さーて、今日発言していない奴は誰かなー」と言いながら、万遍無くあてようとするのだ。しかも、授業が物凄くスピーディーに進行するので、クラス60人の内、おそらく8割くらいの人があてられていたと思う。

僕は授業開始3分後くらいから、何が議論されているかさっぱり分からずに最初は呆然とし、そして教授が皆をあてまくるのを見て、自分があてられたら確実に死ぬ、、、と思い、心臓がバクバクし、胃がキュッと小さくなっているのを感じていた。本日は奇跡的にあてられずに90分が経過した。。。6時間くらいに感じた。おそらく、本日の授業で僕は20キロマラソンをしたのと同じくらい、体力と精神力を削った気がする。

今回も事前にかなり予習をして授業に臨んだが、この有様であった。何て言ったって、英語が早くて何を言っているのか分からないんだから、手の打ちようがない。

次の授業は来週月曜日だ。もし、来週の月曜日以降にブログの更新が止まったら、日本に逃げ帰ったか、授業中に殉職したかのいずれかだと思ってください。労災おりないだろうな。。。
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by yuzukenzo | 2008-10-23 06:24 | 勉強  

中間試験終了

本日ようやく中間試験が終わった。
ようやくと書いたが、試験期間中は毎日一科目ずつしか無かったので、勉強自体は普段の一日2~3コマの授業の予習・復習をこなすよりも楽だった。ただ、丁度、試験期間中に自分・娘・奥さんと家族のメンバーが次々と風邪にかかったのが、ちょっと大変だった。

一番大変だったのは、泣き叫ぶ息子を抱きかかえながら、統計の練習問題を解いたことだ。常時、息子は涙と鼻水とヨダレを大量に垂れ流しているため、僕の計算用紙がヨレヨレになり、自分の文字が読めない。細かい計算問題を解くのは非常に難儀であった。それに加えて、風邪をひいて自分が偉くなったと勘違いしている娘が、隣の部屋からジュースを寄こせー、と叫んでいる。僕は、心の中で二宮金次郎を思い浮かべて、自分を励ました。

しかし、この苦労は無駄ではなかった。試験の本番では、久しぶりに誰にも邪魔されずに問題を解くことが出来たわけだが、驚くほど集中できる。例えるならば、漫画のドラゴンボールで孫悟空が亀の甲羅を背負ってしばらく特訓した後、甲羅を外してみたら物凄く早く走ることができた、あの感じ。いや、亀の甲羅は背負ったことがないけど、スキー場で、スキーブーツを脱いだ後に足がめちゃくちゃ軽くなった、あの感じ。マラソン選手が高地トレーニングをするのも同じ発想だろう。練習時の負荷を高めて、本番でのパフォーマンスを上げる。そうか、娘・息子は僕の集中力を高めるために協力してくれていたんだな。有難う。でも、この方法は、今回限りでよいかな。。。

試験は終わったけど、明日からもう授業が再開する。いきなり3コマもある。新しいコース(Marketing Strategy)が始まるのだが、すごく厳しい先生らしい。
厳しい先生は、嫌いなんだよなー。
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by yuzukenzo | 2008-10-22 12:25 | 勉強