ブラジルの授業

Global Immersion: Growth and Sustainability of Brazilというながーい名前の授業を取得している。名前の通り、経済規模の急成長が予想されるBRIC諸国のことを勉強しましょうという趣旨。このクラスと同趣旨にて、インド・中国バージョンもある。個人的な最大の魅力はブラジルに行けること。日本の正反対に位置するブラジルに行ける最初で最後のチャンスのような気がする。良い機会だ。

本日2回目の授業があったのだが、ここまでの感想としては、世界事情・エコノミクス(特にマクロ)に疎い僕には、テーマがすこし高尚すぎるなあというのが正直なところ。また、クラスではブラジルの財務・金融・社会政策を議論しているのだが、実情を知らない外国人同士でテキストや新聞に書いてある知識ベースで議論しても、如何せん議論が深まらない。

ただ、僕たちはエコノミクスではなくビジネススクールの学生なので、マクロ経済の理解・分析を深めることではなく、このようなマクロ経済環境をGivenとした上で、今後どのようなビジネスチャンスがあるのかということを考えることが本分なのであろう。いずれにせよ、現地に行って現地の人の話を聞いて国の様子を自分の目で見ることにはきっと意義があるだろう。

さて、突然話題が逸れるが、日本の英語教育の改革として、ブラジルの通貨単位Realの真似をして、日本の通貨単位名をReal Yenに改名し、通貨単位を呼ぶときだけは、RとLを正しく読むように国民全体で努力するという超画期的な案を思いつき、友人に披露したが、あまり評価してもらえなかった。残念だ。

話を戻すが、よくよく考えてみると、BRICって4カ国しかないけど、その人口を合わせたら世界の半分くらい。特にインドと中国に関しては、結局のところ経済成長の一番のドライバーは市場経済に組み込まれる人口の増加だよなと思う。

じゃあ、人口が減っている日本はどうなのか。僕は、経済規模が抜かれること自体については、そんなに慌てる必要はないと思う。インドや中国は安価な単純労働をベースとした成長だし、ロシア・ブラジルは資源ベースの成長。そもそも真似しようたってそうはいかないし、戦っているフィールドが全く違う。輸出入による利害関係はあるとは言え、国の成長は完全なゼロサムではない。
奥さんと子供にも言い聞かせている。我が家は我が家、お隣はお隣。しっかりと足元の問題に取り組みましょうってことですな。いやあ、良いこと言うなあ。
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by yuzukenzo | 2010-02-05 10:02 | 勉強  

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