英語の相性

ビジネススクールには世界各国から学生が集まっているので、色々なアクセントの英語に接する機会がある。インド訛り、スペイン語訛り、オーストラリア訛り、イタリア訛りetc. イギリス人から見れば、アメリカ人だって訛っているし、逆も然り。標準英語なんて無いに等しいのだ。

アクセントがあってもコミュニケーションに問題がなければ良いのだが、残念ながらジャパニーズアクセント(いわゆるカタカナ英語)を話すと、ほぼ100%通じない。びっくりするくらい通じない。なので、日本で教えているカタカナ英語は100%意味がない。全く通じないのだから。

なので、僕ら日本人留学生は、少しでもホンモノの英語(ここではアメリカンイングリッシュ)に近づけて話そうと日々努力しているわけだが、それでも長年染み付いたクセは抜けない。ということで、カタカナと英語の中間くらいの言語を話しているわけだ。

さて、本題に入ろう。様々なアクセントの人達と話すと、やはり英語の相性があるなと思うのだ。例えば、アジア系の人達とは、かなり話が通じ易い。相手が言っていることも分かるし、こっちが話すことも理解してもらえる。韓国人なんてその最たるもの。韓国語と日本語の発音が似ているし、価値観や発想も近いからだろう。

逆に最も厳しいのはスペイン語訛り。実はこっちが話していることは案外通じる。(スペイン語の発音は日本語に似ているらしいからか?) 一方、相手が言っていることはサッパリ分からんのだ。すごく不思議だ。次にポルトガル訛り。ブラジル人の同級生がたくさんいるが、相手が言っていることはよく分かる。ポルトガル語とスペイン語は似ているはずなのにこれまた不思議だ。逆にこっちが言っていることが通じないことが妙に多いような気がする。(むろんサンプル数がそんなに多くないので、たまたまかもしれないけど。) 

ポルトガル語圏(というかブラジル人たち)の方が訛りが少ないように感じる一つの仮説としては、思うにブラジルからの留学生は、本当にごく一部の超トップティアの人しか来ていないからではないか。したがって、かなり良い教育・仕事を経験し、そして洗練された英語を話す人だけがやってきている。一方、スペインやメキシコ等は案外リッチな国なので、ブラジルからの留学生ほど厳しいセレクションを突破していないのかもしれない。今学期、Global Immersion to Brazilという授業を取得し、ブラジルが実はいかに貧しいか、そして、いかに富が偏在しているかを知るにつけ、そう思うようになった。なお、同様の発想から、日本人留学生の英語のレベルの低さも説明できる。要すると、選抜があまり厳しくないため、普通の人が来てしまっているということ。

ということで、一覧比較表を作ってみた。

         こちらが話していることが通じる  相手が話していることが分かる
アメリカ             △                    〇
イギリス            〇                    △(人によっては〇か)
ドイツ              △                    〇
フランス            △                    ◎
スペイン            △                    ×
ポルトガル           ×                    〇
イタリア             ×                    △
インド              〇                    ×
韓国               ◎                    ◎
中国               〇                    〇

なんて素晴らしく主観的かつ意味の無い表なんだ。           

超長い前置きになったが、本当は何が言いたいかというと、Advanced Coporate Financeのチームメートはスペイン人たちであり、今日彼らとミーティングをしたのだが、大変苦労したのだ。あまりに苦労したので、言い訳がしたくなり、このようなブログになったとさ。おしまい。
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by yuzukenzo | 2010-01-31 09:01 | 英語  

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