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竹中平蔵がやってきた

今日は、あの竹中平蔵さんが学校にやってきた。ちなみに僕の息子の名前は謙蔵という。竹中平蔵のファンなので一文字もらったのだ。(ウソです。)

内容は日米の金融クライシスについて。テーマ自体には、あまり興味はなかったが、とにかく有名人なので見にいってみた。すると、コロンビア関係者にはこんなに日本人がたくさんいたのかと驚くくらい、たくさんの日本人のお客さんが来ていた。さすがの集客力。

日本人以外のお客さんもたくさん居たので、講演は当然英語。竹中さんの英語は完全なカタカナ英語だが、堂々と話す。一緒に見ていたアメリカ人の友人も関心するように言った。『竹中さんの発音は日本人だが、ボキャブラリーと文法は完璧だ。』
やっぱり頭がすごく良いのだろう。講演の内容は、僕にはちょっとアカデミック過ぎたけど、勉強になった。

その後のレセプションで竹中さんに挨拶しようとしたが、大勢の人が囲んでおり、なかなか近づけない。何とか他の人を掻き分けてにじり寄ったが、そこで大きな問題が生じた。名刺を持っていない。竹中さんに話しかける人は全員名刺を片手に自己紹介しているのだ。

名刺なんて関係ないとお考えの方も多いかもしれないが、他のゲストのほぼ全員がスーツ姿で名刺を片手にしている時、僕は汚いジャンパー・ジーンズに手ぶら。圧倒的に見劣りする。しかも、相手はあの竹中さんだ。ウジウジしているうちに、竹中さんが帰る時間になってしまった。そのとき、昔カリフォルニアの競馬場で武豊がすぐそばで買い物をしていて、死ぬほどサインが欲しかったのに、逡巡しているうちに話しかけそびれたときのことを思い出した。同じ轍は踏まん。竹中さんの秘書風の人に、『僕は今日の会場セットアップのお手伝いをしたビジネススクールの学生です。今日の御礼をさせてください』と絶対に断られないようにお願いし、最後の最後でご挨拶をすることができた。すると、竹中さんは気さくな笑顔で、『もうすぐ卒業?頑張ってね』と声をかけてくれた。

ということで、めでたし、めでたし。次は木曜日のバフェット&ビルゲイツだ。

by yuzukenzo | 2009-11-11 13:13 | コロンビアビジネススクール  

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